バンコクの滞在を終えて、いよいよ日本へ戻ります。今回のフライトはタイ国際航空の羽田行きの深夜便であるTG682のファーストクラス。そのためラウンジはタイ国際航空のファーストクラス専用ラウンジを利用しました。
豪華なラウンジで飲食から60分間のマッサージまで、3期連続赤字でリストラやコスト削減を経営目標に掲げる航空会社とは思えないほどの贅の極みともいえる至れり尽くせりのサービスを受けられました。
このページでは、タイ国際航空自慢の最高級ラウンジ、ロイヤルファーストクラスラウンジの様子を紹介します。
ロイヤルファーストクラスラウンジの概要と利用対象者
ロイヤルファーストクラスラウンジはその名の通り、ファーストクラスなどの上客に提供している空港ラウンジです。
ラウンジを利用するには、次の3つのいずれかの条件に該当しなければいけません。
- タイ国際航空のファーストクラスの搭乗者
- ANAなどスターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス搭乗者
- タイ国際航空国際線に搭乗するロイヤルオーキッドプラスのプラチナ会員
ANAのダイアモンドやスタアラゴールドメンバーも、ファーストクラスでフライトをしない限りこちらのラウンジは使えません。そのためかラウンジで日本人の姿をほとんど見かけませんでした。
チェックイン・ロイヤルファーストクラスラウンジの場所・行き方
タイ国際航空のロイヤルファーストクラスのチェックインカウンターは、車寄せの一番手前、エントランス1にあります。スタッフが待機しているのでファーストクラスで搭乗する旨を伝えると荷物を運んでもらえます。
ロイヤルファーストクラス専用チェックインカウンターへ案内してくれます。
奥にはさらに広いソファスペースがあります。これだけの空間をファーストクラス搭乗者のためだけに提供しています。日本では考えられません。
こちらでパスポートと荷物を渡せば、あとは何もしなくても勝手にロイヤルファーストラウンジまでエスコートしてくれるのです。
セキュリティチェックも出国審査も専用ブースで行い、一瞬で完了。空港に到着してからたったの5分で出国手続きが終わりました。
出国後はラウンジまで電動カートで運んでくれます。
すべてお任せのままロイヤルファーストクラスラウンジへ到着しました。
ロイヤルファーストクラスラウンジの内観・設備
受付で航空券とパスポートを見せると店内に案内して頂けます。
豪華でありながらタイらしさを感じさせるインテリア。チェックインした時間帯は利用客はほとんどおらず貸切状態でした。撮影許可も頂き思う存分撮影できました。オープンスペースは、色とりどりのクッションが綺麗に整頓されていたのが印象的でした。
オープンスペースか個室かを聞かれたので個室をチョイス。ラウンジ内にはいくつもの個室が用意されています。今回のように空いてる時間帯なら高い確率で案内して頂けます。
奥にはしっかり食事をとりたい人のためにダイニングルームもあります。
シャワールームも完備されていて、ひと声かければいつでも使用できます。バスアメニティはロクシタンでした。
食事
料理はオーダー形式とセルフサービスの2種類があります。
オーダー形式では、タブレットに登録されたメニューの中から好きなものを注文する仕組みで、タイ料理から中華まで色々なメニューがあります。もちろんアルコールなど飲み物もオーダーできます。お腹が空いていたのでたくさん注文しました。
クリームスープとフルーツの盛り合わせ
あっさりとしたタイ風スープ
ビーフステーキとライス
アイスクリームと紅茶
味は...フルーツとステーキは固すぎて味が薄く、アイスクリームは大味でした。楽しみにしていただけに残念。
セルフサービスの料理は、ラウンジ奥の一画で軽食が提供されています。
ラウンジ内の食事はオーダーメニューが充実しているためなのか、軽食が中心でした。
ロイヤルオーキッドスパ
ロイヤルファーストクラスラウンジの隣にはファーストクラス&ビジネスクラス搭乗者のための専用スパ「ロイヤルオーキッドスパ」があり、タイ国際航空のロイヤルファーストクラス利用者なら全身スパトリートメントもしくはボディマッサージを1時間無料で受けられます。
まとめ
フライトの時間になるとスタッフが迎えに来て頂き搭乗口まで案内してくれました。最初から最後まで至れり尽くせりのサービスでした。ラウンジは終始混雑なくフライト前のひとときをゆっくり過ごせました。JALサクララウンジやANAラウンジの殺伐とした雰囲気を目の当たりにしているので、このような落ち着いたラウンジが日本にあればいいなぁと思います。バンコクに来た時はまた是非寄りたいと思います。
ラウンジ基本情報
ロイヤルファーストクラスラウンジ
所在地:スワンナプーム空港 3階コンコースD
営業時間:5時~23時30分