※2017年2月にフライトしたCX711便の様子を紹介しています。2017年8月現在、機材変更に伴いファーストクラスはありません。
香港からシンガポールへ向かうためにキャセイパシフィック航空のファーストクラスに乗りました。同路線はファーストクラスを搭載したキャセイパシフィック航空の便がたくさん運航していましたが、現在はファーストクラスに乗れるのはCX691便のみとなりました。
このページでは、2月にフライトしたCX711便のファーストクラスの様子を紹介します。
CX711便:香港→シンガポール
CX711便は、香港国際空港からシンガポール・チャンギ国際空港へデイリー運航しています。チャンギまでの運航時間は公式情報で3時間50分。東京・台北間とほぼ同じぐらいの時間です。
機材/コンフィグ:B777-300ER/77H
現在は最新鋭のエアバスA350-900に機材変更されましたが、私がフライトした時はボーイングB777-300ER。
キャセイパシフィック航空におけるB777-300ERは、唯一ファーストクラスを搭載している同社の旗艦機体。同機のコンフィギュレーションは3種類ありますが、このうち今回の77Hのみにファーストクラスが用意されていて、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスと合わせた4クラス構成で、275名の乗客を収容できます
香港と欧米の主要都市を結ぶ路線を中心に展開していますが、シンガポールと羽田にも投入されています。
シート:ファーストクラス
中東や東南アジアのエアラインのような煌びやかさはありませんが、派手過ぎず上品で落ち着いた配色です。
画像引用元:キャセイパシフィック航空公式サイト
他社のB777-300ERのファーストクラスの配列は1-2-1の横4席が主流ですが、キャセイは1-1-1の横3列。そのためか、かなりゆとりがあって広かったです!
1-1-1なので、ご夫婦やカップルをはじめ、2人でフライトする際は隣り合って座ることはできませんが、1人がオットマンに腰かけて対面で食事をすることはできます。
寝返りを打てるほどの横幅があります。
座席ごとに洋服掛けが付いています。ジャケットを預ける必要がなくて便利ですね。
窓側にある小物入れは使い勝手がよくて重宝しました。
アメニティ
短距離路線なのでアメニティポーチは提供されません。希望者のみに靴下とアイマスクが配布されました。
機内食:洋食
機内食はCAさんのおすすめに従ってウエスタンをオーダー。さすが5つ星の評価を得ているエアラインだけあって、美しいテーブルセット。
まずはシャンパンを頂きます。ファーストクラスなのでシャンパングラスが細いです。
銘柄はアムール・ド・ドゥーツ2006。お酒をあまり飲まない私にこの価値はわかりませんが、ボトルが美しく写真映えしたので大満足。
食事はオードブル、スープ、メインディッシュ、デザートと続きました。メインディッシュのお肉が少々固くジューシーさが足りなかったこと以外は満足のいく内容でした。
キャセイの日本発ビジネスクラス機内食はあまり美味しくないので、期待していませんでした。しかし、今回は本拠地香港発のファーストクラスだけあって、さすがのクオリティ。美味しく頂けました。特にケーキが絶品でした。
あとがき
担当のCAさんはとても親切な方で、短い時間でしたが最高のおもてなしを受けることができました。
空港ラウンジは素晴らしいけど機内サービスはイマイチ...こんなイメージを持っていましたが、今回のフライトで良くないイメージが払拭されました。いつかまたキャセイのファーストクラスに乗りたいです。