今年2月に、三重県の南部・志摩市にある「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島(The Hiramatsu Hotels & Resorts Kashikojima)」に滞在。料金は1泊2日で130,791円(2名夕朝食付き/税サ込総額)。
コンセプトは滞在するレストラン。
「レストランひらまつ」、「オーベルジュ・ド・リル」、「ブラッスリーポール・ボキューズ」など、日本全国でフランス料理やイタリアンレストランを展開する株式会社ひらまつが運営する宿泊施設付きレストラン「オーベルジュ」の一号店として2016年7月にオープン。
伊勢海老、サザエ、松坂牛など選りすぐりの食材が使用された豪華ディナーはさすがのクオリティで今まで食べたひらまつグループの中でも群を抜いて美味しかったです。また、オーベルジュだけに料理にフォーカスされがちですが、客室も立派。5つ星クラスの居心地の良さを感じました。滞在したエグゼクティブルームは温泉風呂付きで昼夜問わず何度も使用。風と鳥の鳴き声しか聞こえない静かな空間で贅沢な時間を過ごせました。
食・住ともに大満足!美食と温泉が楽しめる最高のホテルです!
ただし、周囲はスギの木だらけ。2月の後半は大量の花粉が舞っていました!花粉症の方はご注意ください。
このページでは、自分自身の振り返りを兼ねて「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島(The Hiramatsu Hotels & Resorts Kashikojima)」1泊2日の宿泊記を紹介します。
記載情報は宿泊・確認した時点の内容を反映しています。最新の情報は公式サイトを必ずご確認ください。
目次
予約:一休.com(夕朝食付き2名1泊総額130,791円)
今回は大手ホテル予約サイト一休.comから予約しました。
料金は、夕朝食付きで2名1泊で146,100円(税サ込)、一休ポイントを即時利用したため支払総額は130,791円。
ここからさらに、当時開催されていたLINEトラベル経由で予約すると宿泊代金の20%がポイントバックするキャンペーンに便乗し、およそ29,000LINEポイントがポイントバック。実質およそ10万円で宿泊できました。LINEトラベルでは定期的に大量ポイントバックキャンペーンが開催されているので、一休.comを経由して宿泊する際は便乗したいですね!
LINEトラベルのポイントバックキャンペーンは頻繁に開催されます。詳細はもにもにたさんのブログ記事をお読みください。
一休.comダイヤモンド会員特典
一休.comのロイヤリティプログラムの最上位ステータスであるダイヤモンド会員は、一休.comを経由してザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島を前日まで予約すると、下記2つの特典が適用されます。
- 12時までのレイトチェックアウト(通常11時)
- 「ザ タラソ スパ」5,000円利用券 (1組につき1枚)
「ザ タラソ スパ」は利用する機会がなく恩恵を受けられませんでしたが、12時までレイトチェックアウトできました。
一休.comダイヤモンド会員になるためには、6ヶ月間(4~9月/10~3月)の一休.com利用金額が30万円に到達するなどの条件が必要です。しかし、ダイナースクラブプレミアムカードや、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードに入会すれば、無条件でダイヤモンド会員の資格が与えられます。詳しい方法は以下の記事をお読みください。
滞在3日前に、ホテルから携帯電話に連絡を頂き、到着予定時刻や送迎の要否、食材アレルギー等の情報を伝えしました。
アクセス:賢島駅から無料送迎(車で10分)→チェックイン
ホテルの最寄り駅は近鉄志摩線の賢島駅。名古屋駅からだいたい2時間30分。東京へ行くよりも遠かったです!
賢島駅からホテルまでは車でおよそ10分。賢島駅とホテル間は、ホテルの無料リムジン送迎サービスがあります。今回は賢島駅到着時刻をお伝えしたところ、駅に到着するとホテルのボードを持ったドライバーの方が待機していました。賢島駅に到着してしまえば、そこからはストレスフリーでホテルへ向かえます。
チェックイン時には、夕食、朝食、貸切露天風呂の予約をします。営業時間(入場可能時間)は次の通り。貸切露天風呂は、原則、午前・午後それぞれ一回ずつ予約できます。
- 夕食:17:00~19:30
- 朝食:07:00~09:30
- 貸切露天風呂(午前の部):05:30~08:50(制限時間30分)
- 貸切露天風呂(午後の部):15:30~22:30(制限時間50分)
客室
客室の種類(3種類・8室):大きな違いは室内温泉風呂の有無
高級レストランで有名なひらまつグループが運営するオーベルジュだけに料理にフォーカスされがちですが、客室も立派。5つ星ホテル同様の居心地の良さを感じました。
ホテルの建物は本棟と別棟があります。客室数はわずかに8室(本棟と別棟それぞれ4室)。本棟は民間企業の保養所をリノベーション、別棟はホテル開業に合わせて建設されました。築年数に違いはあれどどちらも綺麗。
本棟と別棟の客室の最も大きな違いは室内温泉風呂の有無。別棟の客室「エグゼクティブルーム」には温泉風呂(露天風呂ではない)があり、その分料金も高いです。今回は温泉風呂の付いた別棟 温泉風呂付きエグゼクティブダブルを予約しました。
- 本棟 ツイン:4室(50~55㎡)
- 別棟 温泉風呂付きエグゼクティブツイン:2室(75㎡)
- 別棟 温泉風呂付きエグゼクティブダブル:2室(75㎡)←ここに宿泊
宿泊客全員が利用できる立派な貸切露天風呂があるので本棟に泊まっても滞在中に温泉を楽しめます。以前滞在した友人は「客室の温泉風呂は使わない」「お風呂も貸切風呂だけで十分」と言ってましたが、私は客室の温泉風呂を何度も利用して「部屋にお風呂があってよかった」と思いました。
この辺りは好みによりますね。
客室:別棟エグゼクティブダブル(温泉付き)(104号室)
今回利用した別棟にある温泉風呂付きエグゼクティブダブルは、ワンルームタイプながら、総面積は75㎡と広め。客室から窓へ一直線に抜ける長方形の間取りで、客室のどこにいても外の景色を眺めることができます。浴室のど真ん中に鎮座する室内温泉風呂は昼夜問わず利用しました。夜間や早朝は窓を開けて風の音や鳥の鳴き声を聴きながらゆっくり入浴を楽しめました。
貸切露天風呂(完全予約制)
別棟には貸切で利用できる宿泊客専用露天風呂があり、予約制で原則1日2回(午後・午前)利用できます。チェックインの際に夕朝食の時刻と合わせて希望をヒアリングされます。
- 午前の部:05:30~08:50(制限時間30分)
- 午後の部:15:30~22:30(制限時間50分)
1985年に開湯した浜島温泉の湯を利用、効能は次の通り。
ナトリウムー塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復、健康増進などに効果的といわれています。
昼間と夜間では、眺望も雰囲気も全く異なるものでした。昼間は見晴らしが良いものの、カラスが大きな鳴き声とともに接近してきて落ち着きません。個人的には夜間の方が好きです!
レストラン
夕食・朝食ともに館内のレストランで頂きました。BGMのない静寂に包まれた個室での食事に多少の違和感はありましたが、贅沢な空間でした。
長年のレストラン経営で培ったノウハウと伊勢志摩の食材がコラボした料理の数々、今まで食べたひらまつグループの中でも群を抜いて美味しかったです。
年を重ねるにつれて胃腸の衰えを感じ、フレンチのコース料理を食べる機会はめっきり減りましたが、今回頂いた料理は絶対にまた食べたいと思える、控えめにいって最高のクオリティでしたね。
朝食も大満足。
ディナー(フランス料理)
ディナーはフレンチのフルコース。連泊する場合は、2日目は日本料理を提供するなど、飽きないようにアレンジしてくれます。宿泊客が最優先のエクスクルーシブなレストラン。必ずテーブルは確保されます。
本当に美味しいです。後日、他のひらまつレストランを利用する度にここと比べてしまう弊害もあります(笑)。
朝食(洋食)
朝食も洋食のコース(セット)メニュー。今まで食べたホテルの洋朝食の中で、群を抜いて美味しかったです。パン、サラダ、ジュース、料理にひとつひとつこだわりを感じました。
スパ(タラソテラピー)
スパは海洋療法を用いた「タラソテラピー」で人気が高いそうです。今回は利用できなかったので、次回以降の滞在で利用する機会があればブログに反映します。
公式サイトの情報はこちらです。
お土産コーナー
最後に、ロビーの一画にあるお土産コーナーを紹介。客室やレストランで使用されているアメニティなどの一部を購入して持ち帰ることができます。ルームチャージも可能。アラン・ミリアのジャムやひらまつオリジナルのハーブティーなど、喜ばれそうなグッズがたくさん。
ラインナップと価格(税別)は次の通り。私はジャムをお土産&自宅用に購入、プレーンヨーグルトに混ぜて美味しく頂きました。
- ルームウェア:10,000円
- バスローブ:20,000円
- パジャマ:6,000円
- ウォッシュタオル:1,200円
- バスアメニティーセット:1,500円
- ひのきリボン:400円
- 本革キーケース:2,000円
- アラン・ミリアのジャム:1個300円~
- アラン・ミリアのジュース:1本1,800円~
- ティーバッグ詰め合わせ:1,500円
ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島を楽しむためのポイント&注意点まとめ
- 最寄り駅の賢島駅とホテル間(車で10分)は、ホテルの無料リムジン送迎サービスあり。前日までの予約(到着予定時刻の連絡)必須。
- 周辺はスギの木だらけ。花粉に注意。
- 貸切露天風呂は午前・午後1回ずつ使用可能(完全予約制)。
- 連泊の場合の夕食(フランス料理)は、2日目以降和食に変更可。
- 室内は靴を脱いで素足で過ごす旅館スタイルを推奨。
- 館内の移動はホテルが用意した館内着&草履でOK。旅館スタイル。
- 客室のミニバーはアルコール飲料以外すべて無料。
- ランドリーサービスは、洗濯したい衣類をスタッフに渡して簡単な洗濯をしてくれる簡易ランドリーサービスを提供。ドライクリーニングはない。