Exterior of Iberia A330-200
イベリア航空のビジネスクラスに搭乗した時の様子を紹介します。
イベリア航空は、JAL日本航空と同じワンワールドアライアンスに加盟するスペインのいわゆるフラッグキャリア。2016年に、17年ぶりにマドリードから成田への直行便を就航し、日本でも話題になりました。
今回搭乗した、IB6800:成田-マドリード便は、日本発国際線の中で最もフライト時間の長い(14時間15分)路線ですが、快適なシートと美味しい機内食、丁寧なスタッフの接客のおかげで疲れを感じることなく存分に楽しめました。
目次
シート&設備&アメニティ(WiFiあり)
Iberia:A330-200 Businessclass Cabin SeatMap
画像引用元:A330-200 - イベリア航空公式サイト
同社が保有するエアバスA330-200は、ビジネスクラスとエコノミークラス、2クラスのシートを搭載。座席数は公式サイトによるとビジネス19席、エコノミークラス269席、合計288席とのことでしたが、当日確認したところビジネスクラスは24席ありました。公式情報と乖離があるようです。
おもにスペインとアジアや北南米を結ぶ長距離路線に投入されています。
Iberia:A330-200 Businessclass Cabin
たった24席のビジネスクラスキャビンは1-2-1の配置。上の写真の通り座席とテーブルおよびディスプレイが前後左右で交互になっている特徴的なレイアウト。
Iberia:A330-200 Businessclass Cabin
窓側の座席にアサインされました。座り心地は良かったです。シートを倒せばフルフラットになります。 横幅はそれなりに広く、主流になりつつあるリバースヘリンボーンシートと比べてもゆったりしていて寛げました。
Iberia:A330-200 Businessclass Cabin
Iberia:A330-200 Businessclass Cabin
電源コンセントは各シートに一口設置されていて、日本のプラグをそのまま差し込めます。
機内WiFiは有料で使えます。指定されたURLにアクセスしてクレジットカード等で購入できます。料金は、1時間8.99ユーロ、3時間19.99ユーロ、フライト終了まで29.99ユーロ。ただし、通信上限(200MB)が設定されていて、上限に達すると制限時間内であっても通信できなくなります。この条件を知らずにフライト終了までのプランを購入して写真や動画を見ていたところ、あっという間に上限に達し、再購入する羽目に...容量の大きな通信をするとあっという間なので注意が必要です。
Iberia: Businessclass Amenity Goods
ビジネスクラスの乗客には、赤色のアメニティポーチが配布されます。フランスのコスメブランドのロクシタンと提携、同社のハンドクリームやリップクリームが入っています。
また、掛け布団と枕は支給されますが、パジャマやマットレスはありません。
機内食
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
機内食は、離陸後のランチと着陸2時間前の軽食があります。時間はあくまで目安、こちらの希望で好きな時間に用意してくれます。
最高に美味しかったです。今回スペインに6日間滞在しましたが、機内食よりも美味しいスペイン料理に出会えませんでした笑、それほど美味しかったということです。もちろん、日本のそこら辺にある並のスペインバルのよりも美味しいです。
また、ギャレーにはサンドウィッチやおにぎり、カップラーメンなどが常備されています。
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
離陸直後のランチは前菜、メイン、デザートの3品。メインは3種類、デザートは2種類から選べました。
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
特筆すべきは野菜の鮮度。サラダはドレッシングをかけなくても美味しく食べられるほどの甘みがありました。また、クセのないチーズはワイン等を飲まない私にも食べやすかったです。
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
機内食の肉料理は固くなりがちですが、メインのお肉は柔らかくて食べやすかったです。アスパラガスも美味しくて、大満足。
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
着陸2時間前の軽食は、すべての料理が一度に提供されます。ハム、チーズ、フルーツすべて美味しかったです。
Iberia:Businessclass In-Flight Meal NRT→MAD
フルーツは日本産だと思いますが、どこから調達しているのか気になるほどの甘さと鮮度でした。
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