ホテル・旅館予約サイト「一休.com」のロイヤリティプログラムには4段階の会員ステージ(ステータス)が設定されています。
その中でもダイヤモンド会員は、6ヶ月間(4~9月/10~3月)の利用金額が30万円に到達すると獲得できる最上位のステータスですが、ダイナースプレミアムカード会員ならカード会員である限り永続的にダイヤモンド会員のサービスを利用できます。
プレミアムカード会員様は一休プレミアサービス(登録料:無料)にお申し込みいただいたその日から最上級ステージの「ダイヤモンド会員」のサービスを永続的にご利用いただけます。
ダイナースクラブプレミアムカードの他にも、いくつかのクレジットカードには一休.comのロイヤリティプログラムのステータスを獲得できるホテルメンバーシップ特典が付帯しています。
このページでは、これらの特典の付いたクレジットカードや、ダイヤモンド会員の特典内容や使ってみた感想を紹介します。
目次
一休.comダイヤモンド会員になれるクレジットカード一覧
前述の通り、ダイヤモンド会員は6ヶ月間(4~9月/10~3月)の一休.com利用金額が30万円に到達すると獲得できますが、これから紹介するクレジットカードに入会し所定の手続きを済ませば利用金額を問わずダイヤモンド会員になれます。
ダイナースクラブプレミアムカード(永年)
年会費130,000円(税別)のダイナースクラブプレミアムカードは、カード会員である限りダイヤモンド会員を永続的に保持できます。ダイナースクラブプレミアムカード発行後、プレミアムカード会員専用サイトからオンライン手続きを行うと間もなくダイヤモンド会員にアップグレードされます。
ただし、ダイナースクラブプレミアムカードに申し込めるのは、原則プレミアムカード会員からの紹介を受けられる人、もしくはカード会社からインビテーションの届いたダイナースクラブカード会員に限られており、誰でも申し込めるわけではないので入会のハードルは高いです。
27歳以上の方ならどなたでも申し込める年会費22,000円のダイナースクラブカードなら、ワンランク下のプラチナ会員ですが最長6か月間体験できます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(最長1年間)
クレディセゾン株式会社が発行する年会費20,000円(税別)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、カード発行後に所定の手続きを行うと最長1年間ダイヤモンド会員を体験できます。
10月1日〜翌年3月31日までにエントリーされた場合
次に到来する9月末まで体験いただけます。4月1日〜9月30日までにエントリーされた場合
次に到来する3月末まで体験いただけます。
ダイナースクラブプレミアムカードのように、カード会員である限り永続的に保有できるものではありませんが、一年間最上級会員が体験できる数少ないカードです。さらに、学生を除く20歳以上の方なら誰でも申し込めますし、通常年会費20,000円(税別)、年間200万円以上のご利用で翌年度年会費が半額になるのでダイナースクラブプレミアムカードと比べて入会のハードルは格段に低いです。
カード名に「ビジネス」が含まれていますが、会社経営者・個人事業主以外の会社員の方でも申し込めます。
「ダイナースクラブプレミアムカードは年会費が高くて...」と感じる方におすすめのプラチナカードです。以下のリンク先からお申込み頂けます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード申込ページ
ダイヤモンド会員の特典内容
ダイヤモンド会員の特典は、ポイント還元の他に提携ホテルを前日までに予約すると、ダイヤモンド会員限定の宿泊特典が受けられる「ダイヤモンド会員様限定スペシャル特典」があります。これが大きな魅力。
- ダイヤモンド会員限定スペシャル特典(ホテルごとに設定)
- 特別宿泊プランの予約
- 宿泊予約代金の2.5~5.0%のポイント還元
- レストラン予約代金の2.5%もしくは最大100ポイントを還元
- ギフト券購入代金の2.5%をポイント還元
- 海外ホテル代金の5.0%をポイント還元
「ダイヤモンド会員限定スペシャル特典」の内容はホテルによって異なり「おまけ程度」のホテルもあれば、ロイヤリティプログラムの最上級会員と同等の特典を提供するホテルもあります(用意されていないホテルもあります)。
たとえば、最近滞在したホテルでは、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島では12時までのレイトチェックアウト、スパで利用できる5,000円分のクレジットを提供しています。
名古屋プリンスホテル スカイタワーでは、クラブラウンジが利用できます。プリンスホテルのロイヤリティプログラム「プリンスステータスサービス」プラチナ会員クラスの優待です。
ザ・ペニンシュラ東京では、客室のアップグレード、14時までのレイトチェックアウト(いずれも当日の空室状況による)など、ホテルのロイヤリティプログラムの上級会員と同等の特典が受けられます。
一方で、「ウェルカムドリンク1杯サービス」など、おまけ程度の特典の付いたホテルや特典設定のないホテルもあります。特典は様々。
あとがき
今回紹介した方法は、ヘビーユーザーならば半年間30万円はすぐに到達できる基準なので年に数回利用するくらいのライトユーザーにおすすめです。
しかし個人的には、ダイヤモンド会員の取得「だけ」を目的にカードに入会するならいずれも高いと感じます。この他のカード付帯特典・機能も確認して、ご自身にとって価値のある出費(投資)なのかご判断ください。