ラスベガスの旅。最終日の3日目はすべてが金色に輝くマンダレイベイに宿泊しました。
ストリップ最南端にあり、前日宿泊したピラミッド型ホテルルクソールとは隣合わせの場所にあり、乗車賃無料のモノレールで移動できました。
マンダレイベイのテーマは東南アジアのリゾート。一番の特徴はホテル内に併設された巨大なプール。ラスベガス最大のプールは砂浜があり、波もあり、規模も内容も半端ではありません。この他にもシルクドソレイユのマイケルジャクソンONE、サメのいる水族館シャークリーフ、ライブハウスなどなど多くの見どころがあります。
また、レストランの種類も豊富で、滞在期間中はステーキハウスストリップステーキとカジュアルチャイニーズのヌードルショップに行ったところどちらも美味しかったです。特にストリップステーキは帰国してからも恋しくなるほどの絶品熟成肉でした。
このページではマンダレイベイの巨大プールと客室の情報を中心に紹介します。
外観&チェックイン
金色に輝くホテルの側面は雲が映るほどのピカピカ。マッカラン空港に着陸する際もひと際目立っていました。
今回はルクソールを早めにチェックアウトして午前中にチェックイン。午前中にも関わらずものすごい行列でした。MGM上級会員専用の優先レーンでも20~30分待ちました。
空き部屋があったのでそのままチェックインできました。受付スタッフ曰く「多くのラスベガスのホテルは空き部屋があれば何時からでもチェックインできる、逆に、部屋がなければ無理だよ」とのこと。
ラスベガスで一番大きい超巨大プール
まずは一番の特徴である巨大プールを紹介。プールエントランスでカードキーを提示することで宿泊者全員が利用できます。
写真:マンダレイビーチのエントランス
このプールは超広大な敷地に2,700トンもの人工砂を持ち込んで砂浜を作りました。さらに1.5メートルの波が出るプールなど3つの巨大プールがあります。砂浜と波があるため本物の海に近い気分が味わえます。当時は9月でラスベガスも夏真っ盛りで、大勢の宿泊者でごった返してました。
写真:波の出る巨大プール。左の建物:マンダレイベイ、右:DELANOLasVegas
砂浜と波のあるプール。海を本格的に再現しています。
メインプール以外に、波のないプールエリアもあります。メインではないと言っても他のホテルのメインプール以上の広さがあります。当日はこちらのプールの方が比較的空いていてゆっくりできました。
施設内にはビーチバーやビーチウェアが買えますし、タオルはもちろんレンタルできます。ルームキーさえ持参すれば何とでもなります。
こんなプールがホテルの中のアトラクションってのがすごい。スケールが違います。
デラックスアクセシブルルームの内装(51平米)
次はお部屋の紹介。アサインされた部屋はデラックスアクセシブルルームのツインベッドタイプ。広さは約51平米(550平方ft)。部屋名に「デラックス」が付くけど、スタンダードルームのリゾートキング、リゾートクィーンと内装は違うものの同じ広さで金額もほとんど変わりません。恐らくバリアフリー(アクセシブル)か否かの違いだけでしょう。
ベッドルームの内装を360度画像でご覧ください(RICOH THETAで撮影)
マンダレイベイ - Spherical Image - RICOH THETA
部屋の中は清潔で快適で過ごしやすく、前日宿泊したルクソールが残念だっただけに喜びもひとしおです。個人的には初日に泊まったベラージオよりもマンダレイベイの客室の方が好みです。
デスクも広々していてパソコン仕事がはかどります。ベッドの寝心地も良い。3日目に気付いたことですが、ほとんどのMGMリゾーツのホテルでは同じマットレス(シータ製)を採用しているため、新旧や型番の違いはあれど(シーツさえ清潔に提供してもらえたら)寝心地は保証されます。
部屋からの眺め(ビュー)
部屋からの眺めは左側(西側)には同じくMGMリゾーツのDELANOLasVegasが、正面(北側)には前日に宿泊したピラミッド・ルクソールが見えました。マンダレイベイはブーメランの形をしているため、右側(東側)の景色は建物に遮られ何も見えませんでした。
ミニバー
ミニバーは室内の茶色い棚に設置されています。棚の上にはスナック類と無料ウォーター、棚の中に冷蔵庫があります。
冷蔵庫内にはドリンク類がギッシリ。すべてのドリンクは取り出すとセンサーが感知して自動課金されるシステムになっています。ラスベガスではお馴染みの仕組みなので取り出す際は要注意。
中身は日本で見かけるもの、見かけないものバラエティー豊富な品揃えです。
水回り
マンダレイベイ - Spherical Image - RICOH THETA
水回りは洗面台、バス、トイレが一部屋にまとまっています。(トイレは下の写真の扉の奥にあります。)シャワーブースが独立しているため、ゆっくりバスタブに浸かれます。
洗面台はダブルシンクで一面に大きな鏡があり使い勝手が良い。バスタブは広い。モニターが設置されているのでお風呂に浸かりながらテレビを見れます。シャワーブースは固定式シャワーのみ。水圧はまぁまぁです。トイレは普通。ウォッシュレットなし、排水時の水圧は強めで詰まる心配はなさそうです。
バスアメニティはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、石けんのみ。歯ブラシやヘアブラシはないので恐らく自分で用意しなければいけません。
カジノフロントが営業時間外でコンプの還元ができなかった
MGMリゾーツのカジノには宿泊したホテル内のカジノでの掛け金額等に応じてホテル代やレストランでの食事代などが割引or無料になるコンプ(Complimentary)という仕組みがあります。
前日はルクソールで宿泊代金が全額無料になるというスペシャルなコンプを目の当たりにしたので、今回も期待してましたが、見出しの通りコンプを受けられませんでした。
朝8時台の飛行機に乗るために、6時台にチェックアウトしました。そのため朝5時台にカジノの受付に向かったのですが、フロントが営業時間外だったというオチです。コンプはカジノマネジャーと交渉しなければいけないのでカジノフロントの営業時間内に行きましょう。(宿泊のカウンターに行っても交渉できません)。
コンプの交渉は日中に。チェックアウトが早朝や深夜の時は要注意。勉強になりました。
あとがき
広いカジノ、美味しいレストラン、清潔な客室、大きなプール。今回泊まったホテルの中で一番のお気に入りです。立地はストリップの外れですが、中心部への移動も徒歩で可能です。宿泊代金もお手頃ですしはじめてのラスベガスで遊ぶ方にもおすすめできるホテルです。