200メートルを超える3つの高層タワーに船を乗せたシンガポールのシンボルともいえる「マリーナベイサンズ」。
今回は、友人の計らいでスイートルームにお得なレートで宿泊できましたので、その様子を紹介します。
マリーナベイサンズのカジノのVIP会員である友人とシンガポールで合流しました。
彼はPaiza会員ゴールド(100,000SGDのデポジットでなれるそうです...)というランクらしく、サンズ系列のカジノで豪遊してます。バカラでの1回のベット額は最低500SGD、多い時には5,000SDG...ちょっと信じられません。彼は「100回勝負して50勝50敗だったら減らないから」と言っていますが、49勝51敗だったらどうするんだ...と素人ながら思います。
そんなPaiza会員の彼は、ホテルやカジノで様々な優待を受けられます。
その一つとして、マリーナベイサンズではPaiza会員向けに客室料金を特別レートで提供しており、かなりお得なレートで宿泊できます。この他に、同行者のためにお友達特別レートでもう1部屋予約することが可能です。今回は、お友達特別レートでスイートルームを手配してもらいました。(ちなみに、彼はグランドハイアットに泊まりました)
参考までに、Paiza会員向けの特別レートは次の通り。今回泊まったオーキッドスイートビューは1泊710SDG(税・サ込)。
お友達特別レートは、Paiza会員よりも100SDG高く、1泊810SGD(税・サ込)。当日の通常レートは1,058.12SDG(税・サ込)でしたので、およそ25%オフで宿泊できました。すごいです。
お友達特別レートで予約した場合、「VIP REGISTRATION」と書かれたVIP専用カウンター、およびカジノVIPエリア内のレセプションでチェックイン・チェックアウトできます。今回は日本語カウンターが空いていたので、こちらで手続きを済ませました。
アサインされた客室はタワー2の高層階、4669号室。客室までのエスコートはありません。単独でエレベーターに乗りこんで客室へ向かいます。
オーキッドスイートビューのリビングルーム。
広すぎて間延びした印象を受けましたが、室内のインテリアは新しく綺麗で、清潔に保たれていたため、不快や不便に感じることはまったくありませんでした。
アメニティと共に、バスタオルで作った象に歓迎を受けます。タイでは何度か経験しましたが、シンガポールでも一般的なのでしょうか。
ミニバーは充実のラインナップ。カジノ系列のホテルらしく、アイテムを冷蔵庫から取り出す(動かす)と自動的に課金(ルームチャージ)される仕組みです。
玄関横には来客用のトイレがありました。
ベッドルームは、リビングルームとは打って変わり無駄なスペースがありません。
キングベッドとナイトテーブル、シングルソファーが設置された、ウッディ―で上品な空間。
窓からの眺めが最高。マーライオン側のシティーサイドと植物園(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)側のガーデンサイド、両方のビューが楽しめました。
シティービュー。奥にはマーライオンがいます。
壁一面に大きな窓のあるバスルームからはガーデンビューを臨めます。
最高のビューバスです。
シャワールームはバスタブから独立。スチームサウナ室のような内装で、広いです。
シャワーはハンドタイプがなく、固定タイプのみです。
トイレ。
海外において客室の多い高層ホテルでは、水勢が弱いことがありますが、さすがマリーナベイサンズ、シャワーもトイレも水量・水圧ともに満点の内容で、快適でした。
バスアメニティはイタリアのファッションブランド「ロベルト・カバリ」。いずれのアイテムも上品な香りとリッチな使用感で優雅な気分になれました。
広い!綺麗!見晴らしが美しい!これほど全てが揃った素晴らしい客室だと思ってもいなかったので、感激もひとしおでした。
友人・知人から聞いた話によると、グレードの低い客室はバスタブがなくて見晴らしも悪く、決して良いものではないとか。泊まってみたい高級ホテルが多いシンガポールにおいて、もし今後マリーナベイサンズ泊まるとしたら、せっかくなので今回と同様に高層階の客室に泊まりたいです(もちろん、お友達特別レートを熱望)。
以上、客室のレポートでした。クラブラウンジや屋上プールなどの様子は他の記事で紹介します。