祝開業!都ホテル 博多!
2019年9月22日、「都ホテル 博多(Miyako Hotel Hakata)」が博多駅筑紫口に3年半の歳月をかけてリニューアルオープン!早速滞在しました。料金は1泊29,450円(デラックスルーム/1名朝食付/税サ込支払総額/一休.comのポイント即時利用)。
屋上のレストラン・バー、温泉を利用したプール・足湯・浴場。バスタブと洗い場が完備された全室30㎡以上の客室。都心にいながら非日常を体感しながら寛げる、エンターテイメント性と快適さが追求されたカジュアルホテル。
- 客室:快適
- ナイトプール(温泉):最高
- 朝食&スイーツビュッフェ:美味
ハイアットグローバリスト会員の私には、グランドハイアット福岡で受けられる様々なベネフィットを考慮すると頻繁に泊まることはなさそうですが、グランドハイアット福岡やヒルトン福岡シーホークなど、近隣ホテルと比べても引けをとらないクオリティだと思いました。
福岡にまた一つ、快適なホテルが増えました。
このページでは、自分自身の振り返りを兼ねて「都ホテル 博多(Miyako Hotels Hakata)」1泊2日の宿泊記を紹介します。
記載情報は宿泊・確認した時点の内容を反映しています。最新の情報は公式サイトを必ずご確認ください。
ホテル | 都ホテル 博多 | グランド ハイアット福岡 |
ヒルトンシーホーク 福岡 |
ホテルオークラ福岡 | ウィズザスタイル フクオカ |
|
---|---|---|---|---|---|---|
開業/客室改装 | 2019年9月(全館建替) | 1996年4月/2017年4月 | 1995年4月/‐ | 1999年3月/2008年10月 | 2004年8月/2011年3月 | |
参考料金* | 27,000円 | 31,944円 | 20,382円 | 27,600円 | 36,800円 | |
立地 | アクセス | 博多駅徒歩1分 | 博多駅徒歩10分 中洲川端駅徒歩10分 |
唐人町駅徒歩19分 ヒルトン福岡シーホーク前 バス停徒歩1分 |
中洲川端駅徒歩2分 | 博多駅徒歩7分 |
併設/隣接 商業施設 |
近鉄博多ビル JR博多シティ(徒歩1分) |
キャナルシティ博多 | シーホークギャレリア ヤフオクドーム |
博多リバレイン | ‐ | |
客室 | 客室数 | 208室 | 372室 | 1053室 | 264室 | 16室 |
階数 | 5階~12階 | 5階~12階 | 6階~33階 | 7階~14階 | 2階~4階 | |
床面積 | 30㎡~ | 27㎡~ | 18㎡~ | 22㎡~ | 37.3㎡~ | |
浴室バスタブ | 全室完備 | 全室完備 | 全室完備 | 全室完備 | 全室完備 | |
洗い場/ 独立シャワーブース |
全室完備 | 全室完備 | 一部完備 | 一部完備 | 全室完備 | |
共用設備 | プール | 〇(温泉) | 〇 | 〇 | 〇 | × |
フィットネスジム | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
ドライサウナ | △(男性のみ) | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
スチームサウナ | △(女性のみ) | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
共用浴場 | 〇(温泉) | 〇 | 〇 | 〇 | ×(予約制ジャグジー有) | |
水風呂 | △(男性のみ) | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
スパルーム | × | 〇 | 〇 | △(マッサージ室有) | △(インルームスパ有) | |
レストラン/バー | 3軒 | 3軒 | 5軒 | 9軒 | 3軒 | |
サービス | クラブラウンジ | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
ルームダイニング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ランドリーサービス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ターンダウンサービス** | × | 〇 | × | × | × |
*一休.com最安料金(2019年10月1日 1泊2名朝食付/2019年9月22日調査/税込総額)
**リクエストした場合は応じる可能性有。要確認
目次
予約方法(一休.com) & 一休.comダイヤモンド会員特典
エクスペディア、一休.comなど、様々なサイトで宿泊料金を調べたところ、宿泊料金が最も安かったのは都ホテルの公式サイトでした。しかし、今回は高級ホテル予約サイト一休.comで予約。
料金は、デラックスツインを1泊1名31,000円(総額)。さらに獲得した一休ポイントを即時利用したため支払いは総額29,450円。ここから、当時開催されていたLINEトラベル経由で予約すると宿泊代金の15%がポイントバックするキャンペーンに便乗したのでおよそ4,500LINEポイントがポイントバック。実質およそ25,000円で宿泊できました。都ホテル公式の掲載料金25,920円とほぼ同額、さらに一休.comダイヤモンド会員は下記4つの特典(前日までの予約が必要)が提供されるでの、一休.comの方がお得と判断しました。
- 客室の無料アップグレート (チェックイン時の空き状況により)
- アーリーチェックイン14時から (チェックイン時の空き状況により)
- レイトチェックアウト13時まで (チェックイン時の空き状況により)
- カフェラウンジにてウェルカムドリンクを1杯サービス (1滞在につき1回)
今回は、デラックス(34㎡-36㎡/参考料金31,440円)を予約して、ラグジュアリー(42㎡-43㎡/同42,500円)へアップグレードされました。公式サイトでの予約では成しえない一休.comならではの特典です。
一休.comダイヤモンド会員になるためには、6ヶ月間(4~9月/10~3月)の一休.com利用金額が30万円に到達するなどの条件が必要です。しかし、ダイナースクラブプレミアムカードや、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードに入会すれば、無条件でダイヤモンド会員の資格が与えられます。詳しい方法は以下の記事をお読みください。rich.nagoyaBACK TO INDEX
客室(全208室/12種類)
客室は5階~12階に全208室。タイプは12種類。
- 全室30㎡以上の床面積を有し、グランドハイアット福岡、ウィズザスタイルフクオカ、ホテルオークラ福岡などの近隣ホテルと比べても遜色のない広さ。
- 浴室はバスタブと洗い場付き。
- ホテルの目玉とも言える、流れる滝に沿って位置するテラス付きの客室「ザ・テラス」が6室。
- 「ザ・テラス」以外の客室の間取りはスーペリア、デラックス、ラグジュアリーの3種類。上層階(プレミアム)は低~中層階よりも高い料金設定。
- ベッドタイプは、ツイン・ハリウッドツイン(2台)が140室、ダブル(1台)が68室。
客室 参考料金(税サ込)* |
広さ ベッドタイプ |
階数 | テラス |
---|---|---|---|
スーペリア 27,200円 |
30㎡~31㎡ ツイン2台 or ダブル1台 |
5~9階 | × |
プレミアム スーペリア 28,500円 |
30㎡~31㎡ ツイン2台 or ダブル1台 |
10~12階 | × |
デラックス 31,440円 |
34㎡~36㎡ ツイン2台 or ダブル1台 |
5~9階 | × |
プレミアム デラックス 39,500円 |
34㎡~36㎡ ツイン2台 or ダブル1台 |
10~12階 | × |
ラグジュアリー 42,500円 |
42㎡~43㎡ ツイン2台 or ダブル1台 |
5~9階 | × |
プレミアム ラグジュアリー 52,500円 |
42㎡~43㎡ ツイン2台 or ダブル1台 |
10~12階 | × |
ザ・テラス<9階> 62,000円 |
38㎡(+テラス 11㎡) ハリウッドツイン2台 |
9階 | 〇 |
ザ・テラス<10階> 62,000円 |
48㎡(+テラス 21㎡) ツイン2台 |
10階 | 〇 |
ザ・テラス<11階> 62,000円 |
45㎡(+テラス 4㎡) ダブル1台 |
11階 | 〇 |
ザ・テラス<12階> 62,000円 |
50㎡(+テラス 8㎡) ダブル1台 |
12階 | 〇 |
ザ・テラス<スイート11階> 62,000円 |
97㎡(+テラス 9㎡) ツイン2台 |
11階 | 〇 |
ザ・テラス<スイート12階> 62,000円 |
63㎡(+テラス 15㎡) ダブル1台 |
12階 | 〇 |
*2019年9月26日-27日 大人2名の1泊あたりの公式サイト掲載最安料金(朝食付き/税サ込総額/消費税8%計算/2019年9月20日調査)
ラグジュアリールーム(42㎡-43㎡)
今回アサインされたラグジュアリールームの広さは42㎡-43㎡、スタンダードルームのスーペリア(30㎡-31㎡)よりも10㎡以上も広く、テラス付きの客室「ザ・テラス」を除けば、最も大きな客室です。
しかし、玄関からベッドルームまでの通路が長いせいか、ベッドルームは思った以上に狭くて、グランドハイアット福岡のグランドツインルーム(34㎡)の方が広く感じました。
インテリアはややチープな印象を受けましたが、開業直後で何もかもが新しく、照明や電源、空調などのユーザビリティもよく配慮され、浴槽や洗い場の付いた水回りも快適。居心地がよく、過ごしやすい空間でした。
動画でも客室の様子をご覧ください。
客室は全室30㎡以上&浴槽・洗い場完備。今回アサインされた各フロアのコーナーに位置するラグジュアリールーム(42-43㎡)の様子をご覧ください。 pic.twitter.com/OzIDGoIBPv
— 真夜中のベルボーイ (@RichNagoya) September 26, 2019
レストラン
朝食&ティータイム@サムウェア レストラン&バー
ホテル最上階13階にあるレストラン「サムウェア レストラン&バー(SOMEWHERE RESTAURANT&BAR)」の朝食&ティータイム(スイーツビュッフェ)を利用しました。明るくて開放的でオシャレ。料理も美味しくて控えめにいって最高でした。機敏で親切なスタッフばかりで居心地も良くてリピート確定。
特に朝食は、福岡市内のホテルで食べたビュッフェの中で一番美味しかったです。
いずれの時間帯も宿泊者以外の利用もOK。立地の良さも手伝って、口コミが広まるにつれて流行りそうです。
朝食(7時~10時30分/2,900円)
7時~10時30分の朝食は、2,900円(税サ込)で「洋食ビュッフェ(ブレックファストブッフェ)」か「和食御膳」のいずれかを選べます。1名分の料金で両方を選ぶことはできません。洋食ビュッフェを選択した場合、ビュッフェ料理の他にアラカルト料理としてオムレツ、目玉焼き、鰯明太のエッグベネディクトの中から一品を注文できます。
今回選択した洋食ビュッフェのラインナップは、サラダ・フルーツ等のコールドミール、ソーセージ・ベーコン・スクランブルエッグ等のホットミール、パン・シリアル・ペストリーといった定番系まで多岐にわたります。先ほど述べた通り、福岡市内のホテルで食べたビュッフェの中で一番美味しかったです。私の大好きなヤングコーンもありました。
注意点は、このクラスのホテルならビュッフェ料金に含まれているのが一般的なカプチーノやカフェラテなどのエスプレッソが別料金なこと。お茶類は、コーヒーと紅茶のみが無料(料金に含まれている)、それ以外は有料(別料金)です。
ティータイム(スイーツビュッフェ/15時~17時/3,200円)
15時~17時のティータイムは、ドリンクバー付きのデザートビュッフェが3,200円(税サ込)で食べ放題。パティシエ自慢のスイーツがおよそ30種用意されています。菓子類のほとんど(すべて?)が館内で作られているので驚きです。
ラインナップは、フィナンシェ・マドレーヌなどの焼き菓子、ロールケーキ等のスポンジケーキ類、チーズケーキ、シュークリーム、タルト、ゼリー、パンケーキ、果物、タコライスやキッシュ・フライドチキン・ハンバーガー等のホットミール...など、多岐にわたります。全体的にしつこい味付けの料理が少なくさっぱりしています。品数が多くて全部は食べられなかったけど、スイーツの中で一番美味しかったのは、あっさり目の味付けのチョコレートケーキ。
あとは、スイーツビュッフェでは脇役になりがちなホットミール(ハンバーガーやフライドポテト等)も美味しくて気にいりました。
味・サービス・雰囲気すべてよし。東京のホテルでは考えられないコスパの高さに大満足。
コーヒータイム&お土産@カフェ エンパシー
3階ロビーフロアにあるロビーラウンジ「カフェ エンパシー」。営業時間は11時~20時。ドリンク以外にもサラダやパスタ等の料理もあります。
チェックイン時にもらったワンドリンク無料券を使うために利用しました。開業直後にも関わらず、目立った混雑もなく寛げました。
また、テイクアウト用のパンとオリジナルクッキーも販売しています。クッキーはしっかりとした箱に詰めてもらえるのでギフトにも最適です。
その他施設
屋上温泉スパ(プール・ジェットバス・足湯・内湯・サウナ)
最上階13階には、天然温泉を利用したプールや足湯、浴場(内湯)やサウナ(男性:ドライサウナ、女性:スチームサウナ)が完備された屋上温泉スパ「スパ ルシーダ(SPA lucida)」があります。宿泊者は無料で利用できます。
プールは屋外ですが温水なので肌寒い季節もお風呂感覚で楽しめそうです。プールサイドでは、軽食やドリンクもオーダー可能。水着はレンタルできるので思い立ったら気軽にいけるのも良いです。
客室から屋上温泉スパまでは、客室に用意されたバスローブとスリッパでの移動がOK、わざわざ更衣室で着替える必要はありません。当日もほとんどの人がバスローブ姿で来館していました。
- プール(屋外/温泉):35℃
- 足湯(屋外/温泉):41℃
- ジェットバス(屋外/上水):41℃
- 浴場(屋内/温泉):水温不明
プールは、朝から晩までクラブミュージックがガンガン流れているので、苦手な方もいるでしょうが。居心地はとても良かったです。特にライトアップされた夜の時間帯はおすすめ。都心で気軽に非日常を味わえるスポットとして流行りそうです。
営業時間、水着レンタル料金などは公式サイトをご覧ください。
内湯(浴場)は、男女別なので全裸でOK。タオル、シャンプー、ボディーソープなど、必要なものは一通り用意されているので手ぶらで大丈夫。とにかく綺麗で清潔。大浴場が苦手な私も気持ちよく使えました。
店舗フロア(地下1階~2階)
ホテルの地下1階から2階の低層フロアは、地下1階は「デイリー&カジュアルのフロア」、1階は「上質なライフスタイルを発信するフロア」、2階は「九
州の食を楽しむフロア」をコンセプトとする6店舗が営業しています。
- 地下1階:セブン‐イレブン 都ホテル 博多店、タリーズコーヒー 都ホテル博多店、ワインと天ぷら あら木 都ホテル 博多店
- 1階:大賀薬局
- 2階:博多もつ鍋おおやま、対馬のどぐろとイカ活き造り 博多 魚蔵
滞在中はディナーの時間に地下1階の「ワインと天ぷら あら木 都ホテル 博多店」を利用しました。店内は立ち飲みスタイルで手ごろな料金で楽しめます。好きな天ぷらを単品注文できるのが素敵です、ヤングコーン6本注文しました。
ヤングコーンは1本たったの100円!コスパは高めです。
都ホテル 博多の滞在を楽しむためのポイント&注意点まとめ
- 宿泊人数(1名or2名)によって料金が異なる。
- 流れる滝に沿って位置するテラス付きの客室「ザ・テラス」は6室あるが部屋タイプの指定不可(2019年9月28日時点)。
- 「ザ・テラス」以外の客室の間取りはスーペリア、デラックス、ラグジュアリーの3種類。上層階(9~12階/プレミアムルーム)は低~中層階よりも高い料金設定。客室スペック比較
- 客室の窓ガラスはプライバシー加工がなく、向かいのビルから丸見え。レースカーテンを閉めることを推奨。
- 朝食は、洋食ビュッフェと和食御膳のいずれかを選択(1名分の料金で両方の注文不可)。カフェラテ、カプチーノ等のエスプレッソは別料金。
- 朝食もティータイム(スイーツビュッフェ)も料理が美味しいし、料金は東京と比べて安い。外来(宿泊者以外の)利用OK。朝食&ティータイム@サムウェア レストラン&バー
- 宿泊者は屋上にあるプール、足湯、内湯(浴場)を無料で利用可。水着レンタルアリ(有料/プレミアムルーム、ザ・テラスの宿泊客は無料)。客室からバスローブでのアクセスOK。屋上温泉スパ(プール・足湯・サウナなど)
- 男性向けにドライサウナ+水風呂、女性向けにスチームサウナが完備。
- フィットネスジムなし。