都内では高級ホテルの開業ラッシュが続きますが、私の1番のお気に入りは20年以上前に開業した「新御三家」の1つ、新宿にあるパークハイアット東京です。先日も癒しを求めて宿泊しましたので客室の様子を中心に紹介します。
チェックイン
ホテルまではタクシーで向かい、2階のホテル専用エントランスで降ります。そこからお迎えを頂いたベルスタッフの方に、フロントのある41階までエスコートして頂きました。写真は2階エントランスのエレベーターホールです。
エレベーターを41階で降りるとピークラウンジ&ピークバーがあります。天井に窓があるため採光がよく開放的なスペースです。ホテルの周りには新宿にありながら視界を遮る建物がないので、ここから眺める景色は昼夜問わず絶景です。
今回は毎日17時からピークバー(上の写真)で開催している、シャンパンやワインのフリーフロープランが楽しめるトワイライトタイムに行ってきたので、他記事で紹介します。
(上の写真は客室フロアのエレベーターホールです。) ベルスタッフからフロントスタッフの方へバトンタッチ、客室でチェックインをしました。スイートルーム宿泊者とハイアットゴールドパスポートのダイアモンド会員は特別リクエストがなければ客室でチェックインを行うとのこと。
パークハイアットのスイートルームのラインナップ
今回アサインされた客室は(昨年も宿泊した)ツインベッドタイプのパークスイートです。パークハイアット東京には、以下の5種類のスイートルームがあります。
- パークスイート(100㎡)
- ガバナーズスイート(140㎡)
- ディプロマットスイート(160㎡)
- トーキョースイート(220㎡)
- プレジデンシャルスイート(290㎡)
今回宿泊したパークスイートは、最もランクの低いスイートですが、およそ100平米の広さがあります。また、ハイアットの会員プログラム「ハイアットゴールドパスポート」のポイントを使った無料宿泊やアップグレード、ダイアモンドスイートアップグレードの対象なので、会員ならば宿泊のハードルは低いです。一方、ガナバーズスイート以上のスイートは、原則無料宿泊やアップグレードの対象外になります。直接予約で正規料金で泊まる他には、アメックスプラチナカード/センチュリオンカードに付帯しているFHR(ファインホテル&リゾート)特典利用でアップグレードを狙う方法などがあります。
パークスイート:間取り
客室は前回と変わったところは見当たりません。パークハイアット東京は開業当初から現在に至るまでそのままのデザインで、数年前に数十億かけてリニューアルした際も「どこが変わったのか?」と聞かれるくらい何も変わってなかったようです。
入口のホワイエに向かって左側に収納とウェットエリア、右側にリビングルームがあります。リビングとベッドルーム、ウェットエリアの構成で、リビング→ベッドルーム→ウェットエリアを1周できるような間取りです。
パークスイート:リビングルーム
リビングには5人が座れるソファー、4人掛けの四角いダイニングテーブルがあります。ソファとクッションはいつ見ても軋みがなく清潔で綺麗です。また、都内高級ホテルの多くはいかにも豪華なインテリアが多い中、パークハイアットの飾り気のない洗練された装飾は素敵です。
パークスイート:ベッドルーム
緑を基調とした寝室に、真っ白なシーツが敷かれた広いベッドは落ち着きます。今回はキングベッドルームを希望したものの空室がなく、ホテルの配慮でツインベッドルームの2台のベッドをくっつけてハリウッドタイプにして頂きました。寝心地も抜群です。
パークスイート:ミニバー
パークハイアット東京の大きな魅力のミニバー。無料のミネラルウォーター、コーヒーお茶、有料ですがオリジナルドリンク、ワイン、シャンパン、ウイスキーなど豊富なドリンク&アルコール類や2階のデリカテッセンで販売している美味しいスナックが用意されています。ラインナップはワンルームタイプの客室の内容と変わりません。
東京でこれほどにミニバーが充実しているホテルは他に知りません、贅沢です。特に冷蔵庫にある、パークハイアット特製フルーツジュースは、しっかりとした甘みがありながらもさっぱり飲みやすく、お気に入りのジュースです。
パークスイート:外の眺め
部屋からの眺望はコーナールームのため2つの方角が楽しめます。客室は42階以上で周りに高いビルがないので高層階&絶景確約です。都庁や代々木公園が見えました。
パークスイート:ウェットエリア・バスルーム・アメニティ
ウェットエリアは、縦長のスペースにバスタブと独立シャワールーム、トイレ、シンクx2台があります。床も壁も大理石で作られていて豪華さと清潔感を兼ね備えています。
ほとんどのスイートルームはビューバスタイプなのでバスタブから外の景色が楽しめます。ハンドシャワーが設置されているので湯船に浸かりながら体を洗えます。しかし今回も45階のクラブオンザパークのシャワーとジャグジーを利用したため、バスタブを使わず。クラブオンザパークのおかげで、せっかくのバスタブに浸かる機会がありません。
ワンルームタイプの客室はシンクが1台なのに対し、パークスイートはダブルシンクです。
シャワールームには、固定タイプとハンドタイプのシャワーが1台ずつあります。
バスケットには、オーストラリアのオーガニックコスメのAesop(イソップ)のシャンプー、コンディショナー、シャワージェルが用意されています。自宅でもイソップを愛用していますが、パークハイアットで使うとまた格別です。
歯ブラシ、くし、コットンなどのアメニティはだいたい揃っています。予め客室に用意のないメイク落としなどもサービスデスクに依頼すれば部屋まで届けてくれるそうです。「旅行の時に忘れて困る小物類」はたいてい用意があるそうなので、気軽に問い合わせてみると良いでしょう。
バスルームの奥(ホワイエに向かって左側)には、ドレスルーム(鏡台)とウォークインクローゼットがあります。ドライヤーやスリッパ、浴衣、ランドリー・クリーニングの伝票はこちらに用意されています。
あとがき
翌朝はルームサービスで朝食を食べてからジムとクラブオンザパークで汗を流して、ニューヨークグリルで美味しいランチを堪能してチェックアウト。今回も素敵な滞在となりました。たくさんの高級ホテルに泊まりましたが、パークハイアット東京を超えるクオリティのホテルはありません。これほどの落ち着きと癒しを与えてくれる場所のはここだけです。
ハイアットゴールドパスポートダイアモンド会員の主な特典
- 客室のアップグレード(当日の空き状況による・スイートは除く)
- レイトチェックアウト(最長16時まで)
- 41階ジランドールor客室でのルームサービス朝食が無料
- 45階クラブオンザパークの利用無料
- 41階ピークバーのトワイライトタイムの利用無料
ホテル情報・宿泊予約
ホテル名:パークハイアット東京
ホテルチェーン:ハイアットホテルアンドリゾーツ
運営会社:パークタワーホテル株式会社
所在地: 東京都新宿区西新宿3-7-1-2
最寄り駅・アクセス :JR新宿駅南口から徒歩12分。都営大江戸線都庁前駅から徒歩8分。
ホテル宿泊予約:パークハイアット東京 一休.com