2018年も残すところあとわずか、今年もたくさんのホテルに泊まりました。
- ハイアットホテルアンドリゾーツ:67泊
- マリオット・インターナショナル:29泊
- アコーホテルズ:7泊
- オークラ ホテルズ & リゾーツ:3泊
- その他(シャングリラ・ヒルトン・IHGなど):11泊
国内は、グランドハイアット東京(14泊)・福岡(6泊)、イビススタイルズ札幌(7泊)など、定宿の利用が多く新規開拓は少なめでしたが、ザ・リッツ・カールトン京都・フォーシーズンズホテル京都をはじめとした素晴らしいホテルに出会えたこと、ハイアットにとって国内初のビーチリゾート、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄開業の瞬間に立ち会えたのはよい思い出です。
海外は、アジア・ヨーロッパのハイアットを中心に滞在しました。国内と同様に楽しいひと時を過ごせましたが、フライトとの兼ね合いで滞在期間短縮を余儀なくされたり、ビザ発行が間に合わず入国できなかったり、ホテルの食事が合わなくてお腹が空いたり...準備不足が露呈した一年でした。来年はさらに快適な旅を送れるように最低限の準備を怠らぬよう努めたいです。
このページでは、自分なりの振り返りも兼ねて、今年1年間で泊まってよかった国内外のホテルをランキング形式でまとめました。ランキングは2018年にはじめて泊まったホテルから選抜、主観に基づいたいい加減なものなので"適当に"お読み頂けると嬉しいです。
ほぼ写真だけの掲載ですが...合計10軒+α紹介します!
目次
1位 フォーシーズンズホテル京都
1位に選出したのは、2016年に開業、今年初めてフォーブス・トラベルガイドホテル部門において4つ星を獲得したフォーシーズンズホテル京都。
フォーシーズンズらしいウッディで温かみのある上品な内装はもちろん、館内にある800年の歴史を持つ広大な日本庭園「積翠園」にすっかり魅了され、外出することなく京都らしさを存分に堪能できました。アサインされた「プレミアムガーデンビュールーム」は「積翠園」を望むテラス付きの客室で、部屋から眺める庭園の美しさは格別、特に昼間は窓から見える庭園の風景が大きな絵画のように客室と一体化していたのが印象的でした。そして1階のレストラン「ブラッスリー」の和洋中ビュッフェの朝食は、私が知ってる京都のホテル朝食の中で断トツに美味しかったです。また、ロビーフロアにあるミシュラン一つ星の「鮨和魂」のお寿司は、ネタが大きくて分厚くて弾力のあるクセになる食感、お寿司不毛のエリア在住の私にとっては片道一時間以上かけて通いたいほどの絶品でした。ザ・リッツ・カールトン京都や翠嵐、ハイアットリージェンシー京都も素晴らしいホテルですが、京都で非日常を満喫するならフォーシーズンズホテルをおすすめします。来年もリピート確定。
詳細はこちらの宿泊記をお読みください。
2位 ザ・リッツ・カールトン京都
2位も同じく京都から、2014年2月にホテルフジタ京都跡地に開業、 今年初めてフォーブス・トラベルガイドホテル部門において関西エリアで唯一最高位の5つ星を獲得したザ・リッツ・カールトン京都を選びました。
はじめて滞在したのは11月でしたが、すっかり気に入ってしまい今年だけで4回も利用しました。館内はフォーシーズンズホテル京都と比べるとコンパクトな造りではありますが、レストラン・ジム・プールなど館内施設の充実ぶりには目を見張るものがあります。特にレストランは、鮨、鉄板焼、会席、天ぷら、イタリアンなど様々なジャンルの店舗があり、ルームサービスは24時間対応で連泊お籠りでも食に困ることもありません。特に天ぷらと鉄板焼きは何度も通いたいほど美味しかったです。客室はスタンダードルーム(名称:デラックス)でも45㎡以上と十分に広く快適に過ごせるキャパがありますが窓からの眺めは「お墓ビュー」(笑)なので、鴨川ビューの客室(名称:ラグジュアリー)が好きです。よい機会に恵まれて色々な客室を見学させて頂きましたが客室によって間取りもビューも大きく異なるので、色々なタイプの客室に泊まるのも楽しそうです。来年もリピート確定。
詳細はこちらの宿泊記をお読みください。
3位 グランドハイアットアブダビ
3位には、今年6月にオープンした、UAE:アラブ首長国連邦の首都アブダビにあるグランドハイアットアブダビを選びました。
10月にトランジット目的でロクに下調べもせずに滞在しましたが、ハードもソフトも完璧、グランドハイアット東京のような居心地のよさに加えてテラスや屋外プールで非日常を満喫できるパーフェクトなホテル。良い意味で期待を大きく裏切ってくれました(笑)。朝7時台に送迎リムジンで到着、早朝にも関わらずご用意頂いた43階のグランドスイートの眼下には青い海とエミレーツパレスが広がる景色は今年一番の絶景でした。夜は屋外プールで何をするわけでもなくぼーっと贅沢な時間を過ごしました。今後はスパ、寿司屋、中華レストラン、クラブラウンジがオープン予定で益々設備が充実してお籠りしやすくなりそうです。開業したばかりのためどのように変化を遂げるか未知ではありますが今後の躍進に期待してます。近未来的デザインの外観にも心が躍りますね。
4位 星のや東京
4位には、大手町にある「星のや東京」を選びました。
コンセプトは「塔の日本旅館」。玄関で靴を脱いで、着物を着て足袋を履き畳で繋がる館内を歩き、お茶の間で寛ぐ、17階建てのビルにありながらも和のしきたりが取り込まれた旅館スタイル。国内屈指のオフィス街のど真ん中にいることを感じさせない非日常を演出してくれました。すべてのゲストフロア(3-16階)には24時間ドリンクやビール、お菓子が用意された「お茶の間ラウンジ」(いわゆるクラブラウンジ)があり、そのフロアの宿泊者全員が自由に利用できます。ワンフロアの客室数はわずか6部屋、フロアごとにラウンジのあるホテル(旅館)は世界広しど星のやしか知りません。客室は、桜・百合・菊の3種類でいずれもステューディオ(ワンルーム)タイプですが、前述の「お茶の間ラウンジ」をリビング代わりに利用できるので不便さはなく、贅沢な時間を過ごせました。サービス面では、ランドリーのエキスプレスサービスがなかったり、ルームサービスのメニューが少なくて待ち時間も長いなど、都内の5つ星ホテルと比べて不便に感じることが多いが、時間に追わることなく非日常を存分に堪能することが目的ならまったく問題ありません。都内でいつもと違った非日常を堪能するなら星のや東京で決まり、来年もリピート確定。
5位 オークラプレステージバンコク
5位には、2012年開業、フォーブス・トラベルガイドホテル部門において最高位の5つ星を獲得したタイの首都バンコクにあるオークラプレステージバンコクを選びました。
推しポイントはタイにいることを忘れてしまうほどの充実した設備と手厚いサービス。日本語ガイドサービス、日本料理レストラン、やきそばやカレーライス等のルームサービス、ウォッシュレット、肩までしっかり浸かれる和式浴槽など...さすが日系ホテル、長期滞在やビジネスで滞在する方におすすめ。バンコクでは、パークハイアット、セントレジス、コンラッド、シャングリラ、グランドハイアットなど色々な高級ホテルに滞在しましたが、オークラプレステージが一番のお気に入り。バンコクでの滞在は(ケースバイケースですが)非日常よりも不自由ないステイを優先したいので今後もきっとお世話になります。ちなみに、朝食で食べられるオークラ名物のフレンチトーストはキャセイラウンジで食べるフレンチトーストよりも美味しかったです(笑)。
6位 パークハイアットマヨルカ
6位は、5月下旬に2泊したスペイン屈指のリゾート地マヨルカ島にあるパークハイアットマヨルカを選びました。
広大な敷地にピンクの建物が点在する「スペインの村」をイメージしたリゾートホテル。スタンダードルームを予約したところ庭付きのパークスイートガーデンにアップグレード、庭を含めると100㎡を優に超える客室で一人で泊まるには勿体ない広さでした。滞在時は、庭のベッドに寝ころんで何も考えずに景色を眺めたり、本を読んだり、異国情緒溢れる雰囲気の中で贅沢な時間を過ごせました。料理は(朝食ビュッフェの野菜、果物、チーズなどの自然の素材系は美味しかったけど)全体的に塩気が強くツラかったので最終日は外食にしました(が、そこの料理も塩からくてツラかったのは覚えてます)。日本在住者にとっては不便な場所ではありますが食事を除けばボーっとするには良いホテルですね。
7位 パークハイアットパリヴァンドーム
7位には、フランスの首都パリにあるパークハイアットパリヴァンドームを選びました。
6月にアップグレードアワードを使ってパークデラックススイートに2泊、運よく1泊だけはワールドオブハイアットのポイントを使って無料で泊まれました。一泊あたりの料金相場は850EUR++、最も料金の高いハイアットとしても有名ですが、内装、サービス、食事、あらゆる面において価格に見合ったクオリティ、5つ星を実力を垣間見ることができました。電気や水回り設備は最新とはいえない状態でトイレやシャワーが故障するトラブルもありましたが、ソファやテーブルなどのインテリアのメンテナンスはしっかり行き届いていました。ヨーロッパらしい美しいインテリア、エントランスやロビーの各所に散りばめられたオブジェの数々に思わず足を止めて見入ってしまうほどでした。サービスもいたるところにスタッフを配置し、目の行き届いたサービスを提供しているように感じました。そしてロビーフロアにあるダイニング「Sens」の朝食は最高。これほど美味しいビュッフェ料理を提供してくれるホテルは中々ありません。リピート確定。
Park Hyatt Paris Vendome:Exterior
Park Hyatt Paris Vendome:Lobby Floor
Park Hyatt Paris Vendome:Lobby Floor
Park Hyatt Paris Vendome:Lobby Floor
Park Hyatt Paris Vendome:Lobby Floor
Park Hyatt Paris Vendome:Restaurant Sens at Grand Floor
Park Hyatt Paris Vendome:Guest Room Floor
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Living Room
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Bed Room
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Work Desk
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Living Room
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Living Room
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Bath Room
Park Hyatt Paris Vendome:Park Deluxe Suite/Bath Room
Park Hyatt Paris Vendome:Sens/Salad
Park Hyatt Paris Vendome:Sens/Dry Fruits
Park Hyatt Paris Vendome:Sens/Egg Benedict
Park Hyatt Paris Vendome:Sens/French Toast
8位 パークハイアットミラノ
8位には、10月に3泊したパークハイアットミラノを選びました。
スタンダードルームを予約してワールドオブハイアット・グローバリスト会員特典のスイートアップグレードアワードを行使したところ、プレミアムスイートに分類される75㎡のプレステージスイートにアサインしてもらえました。パークハイアットパリヴァンドームと同じ建築家が手掛けたホテルだけあって雰囲気はかなり似ていましたが、クラシックなパリに対してインテリアはモダンでシャープな印象、カッコいい。ウェットエリアの設備が優秀でヨーロッパのホテルにありがちなシャワーの水勢が弱かったり温度調整が難しいといった不憫さと無縁でしたが、ウェットエリアにかなりのスペースを割いているせいか友人が宿泊したステューディオタイプのデラックスルームは42㎡と思えないほどにベッドルームが狭く感じました。ルームサービスやダイニングで食べたパスタやティラミスは絶品、街中のレストランで食べたパスタが不味かっただけに感激もヒトシオででした(笑。
9位 アンダーズシンガポール
9位には、2017年に竣工した商業ビル「Duo」の高層階にオープンしたアンダーズシンガポールを選びました。
昨年2017年に竣工した商業ビル「Duo」の高層階にオープンしたばかりで、インテリアは新品そのもの。ウッディな内装と高層階からの絶景はアンダーズ東京を彷彿とさせます。設備においてはシャワーの水勢が弱い点やバスタブにお湯が貯まるのに時間がかかる点は気になりましたが、その他は満点に近いクオリティ。シンガポールで新しくて眺めがよいホテルに泊まりたい人におすすめです。また、館内にはロビーフロア25階にあるAlley on 25と呼ばれる6つのダイニング&バーをはじめ、9つののレストラン・バー・ショップがあり、さらに商業ビル「Duo」の中にもたくさんのレストランがあるので食事に困りません。こんなに快適な居場所を見つけてしまったのでシンガポールで他のホテルに泊まりたいのに泊まれないのが悩みです。
詳細はこちらの宿泊記をお読みください。
10位 ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
10位には、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄を選びました。今年8月にオープンしたばかりですがすでに2回滞在しました。
屋外プール、プライベートビーチ、10軒以上のレストラン&バー、子供向けアクティビティなど、ホテルの中だけでリゾート気分を満喫できる環境が十分に揃っていて、客室は豪華さはないもののビーチリゾートらしいインテリアでコーディネートされていてリージェンシーブランド&カテゴリー4を考慮すれば申し分のないレベルです。開業当時はハイアット本来の行き届いたサービスはなかなか提供できていませんでしたが時間が経つにつれて改善されるでしょう。今後の成長が楽しみなホテル、これからもお世話になります。
詳細はこちらの宿泊記をお読みください。
あとがき&その他2018年泊まったホテル
かけ足で紹介しましたがいかがでしたでしょうか。来年も色々なホテルに滞在できるようより一層の健康管理に努めてまいりたいと思います。
日本では寒い日が続きますがお身体に気をつけて風邪など引かれませんようお過ごしください。最後までお読み頂きありがとうございました。皆さまにとって2019年が素敵な一年になりますようお祈りしています。
ランキングでは紹介できなかったホテルもたくさんあるので、リピートも含めて今年泊まったホテルの写真を掲載いたしました。
パークハイアットシェムリアップ:パークエグゼクティブスイート
オークラプレステージ台北:プレミアムプレステージルーム
グランドハイアット東京:ディプロマットスイート
ハイアット プレイス プーケット パトン
グランドハイアットドーハ:アルミルカブスイート
パークハイアット イスタンブール マチカ パラス:キングスパルーム
パークハイアットハンブルク:クラブフロアのステンドグラス
パークハイアットハンブルク:ジュニアスイート
パラシオ ドゥハウ パーク ハイアット ブエノス アイレス:中庭
パラシオ ドゥハウ パーク ハイアット ブエノス アイレス:パークスイートルーム
パークハイアットメンドーサ:パークスイートルーム
グランドハイアット東京:グランドエグゼクティブスイートキング
パークハイアット上海:ロビーラウンジ
パークハイアット上海:デラックスキングルーム
グランドハイアット仁川:ロビーフロア
ルネッサンスパリヴァンドーム:パティオルーム
ハイアットリージェンシーアムステルダム
ハイアットリージェンシーアムステルダム:リージェンシークラブ
ザ・リッツ・カールトン東京
ザ・キャピトルホテル東急:クラブデラックスキング
ザ・キャピトルホテル東急:クラブラウンジ
パークハイアット北京:パークデラックスキング
ハイアット プレイス バンコク スクンビット:スイートルーム
シャングリ・ラ ホテル バンコク:エグゼクティブスイートルーム
シャングリ・ラ ホテル バンコク:エグゼクティブスイートルーム
パークハイアットバンコク:パークスイート