祝開業!The Okura Tokyo(オークラ東京)!
令和元年9月12日、老舗のオークラ東京本館が、新時代の幕開けにふさわしい最先端の設備と昭和らしいホスピタリティを備えた「The Okura Tokyo」としてリニューアルオープン。早速滞在しました。
料金は、ヘリテージルーム バルコニー付き(59㎡~)2名1泊朝食付きプランで89,927円(税サ込/一休.comの割引適用)。
設備とインテリアは控えめに言って最高。
一方、共用エリアの居心地は最悪。
メインロビーの混雑、エレベーター内で騒ぐ宴会帰りの客、人目をはばからず怒る客、ドレスコード違反の客、満席のクラブラウンジ、大きな声でスタッフへ指示を出す重役、目が死んでるスタッフ、など、その例は枚挙にいとまがありません。「全国から選りすぐりの老害を集めた集会」が開かれていたのでしょうか?
また、どうして宴会場と客室へのエレベーターが共用なのか?設計段階で混雑を緩和する手立ては色々あったはずなのに不思議です。
設備が素晴らしく、現場スタッフの経験値も高いだけに、共用エリアの混雑と一部の宿泊客および来客の見苦しく卑しい振る舞いは残念でした。このような状況下で、縁故・情・愛着以外の理由でリピートする人はどれだけいるのか興味があります。混雑の緩和と宿泊客・来客の振る舞いの改善がされない限りは再訪する気にはなれません。近隣で同等の価格帯のシャングリ・ラ ホテル 東京、パレスホテル東京、コンラッド東京、少し高いけどアンダーズ東京の方がゆっくりと寛げそうです。
このページでは、自分自身の振り返りを兼ねて「The Okura Tokyo(オークラ東京)」の1泊2日の宿泊記を紹介します。すべてお読み頂くのは大変かと思うので写真を眺めて生まれ変わったオークラ東京の雰囲気を感じて頂けたら嬉しいです。
記載情報は宿泊・確認した時点の内容を反映しています。最新の情報は公式サイトを必ずご確認ください。
目次
予約:一休.com(支払総額89,927円+5%ポイントバック/1泊2名)
今回は、LINEトラベル.jpを経由して、ポイント最大10倍&即時利用可能プランのタイムセールをしていた大手ホテル予約サイト一休.comから予約しました。
料金は、朝食付き2名1泊で103,356円(税サ込)、支払総額は一休ポイントを即時利用して89,927円。さらに、LINEトラベル.jpを経由したことで、予約金額(103,356円)の5%分のLINEポイント(5,167ポイント)がポイントバックされます。この分を差し引けば実質84,760円。
公式サイトでの会員料金は98,188円(税サ込)だったので、1万円以上も安く宿泊できました。LINEトラベルを活用すれば公式よりもずっと安く泊まれます。
LINEトラベルでは定期的に大量ポイントバックキャンペーンが開催されていて、以前は、LINEトラベル経由で予約すると宿泊代金の20%がポイントバックするキャンペーンに便乗してひらまつ賢島に宿泊しました。
LINEトラベルのポイントバックキャンペーンの詳細はもにもにたさんのブログ記事をお読みください。
一休.comダイヤモンド会員特典:なし(2019年9月15日時点)
一休.comのロイヤリティプログラムの最上位ステータスであるダイヤモンド会員は、一休.comを経由して特定のホテルを予約すると会員限定の特典が用意されています。
しかし、The Okura Tokyoはこのブログを書いている2019年9月18日時点で、ダイヤモンド会員特典はありません。
ブランドと客室の概要・比較
ヘリテージ・プレステージの違い、設備・サービス比較
リニューアルオープンしたThe Okura Tokyo(オークラ東京)は、17階建ての「オークラ ヘリテージウイング(The Okura Heritage Wing)」と41階建ての「オークラプレステージタワー(The Okura Prestige Tower)」の2棟で構成されたホテル。つまり、同一ホテル内にコンセプトの異なる2つのブランドを展開しています。
- オークラ ヘリテージウイング(17階建て):ヘリテージ
- オークラ プレステージタワー(41階建て):プレステージ
プレステージ(Prestige)は台北、バンコクなど海外各地に展開されている高級ブランド。
一方のヘリテージ(Heritage)は、今回創設されたプレステージを上回る最上位ブランドの位置づけ。料金設定もヘリテージの方が高いです。
とはいえ、ヘリテージはプレステージの完全上位互換ではなく、(高層階からの眺望が良いなど)プレステージ独自の魅力があるので各々の好みや予算を考慮して決めるのが良いでしょう。
それぞれの設備・サービスなどのスペックは次の通り。ヘリテージに宿泊すると、クラブラウンジアクセス、ミニバー無料などの特典も提供されます。
棟 | ヘリテージウイング (17階建て) |
プレステージタワー (41階建て) |
||
---|---|---|---|---|
ブランド/分類 | ヘリテージ | プレステージ | ||
クラブフロア+スイート | その他 | |||
設備 | 客室数 | 140室 | 96室+2室 | 270室 |
階数 | 6~17階 | 37~40階 | 28~36階 | |
ジェットバス機能 | 〇 | × | × | |
スチームサウナ | 〇 | × | × | |
床暖房浴室 | 〇 | × | × | |
バトラーボックス | 〇 | × | × | |
サービス | バスアメニティ | バンフォード | ミラーハリス | ミラーハリス |
ミニバー | 無料 | 有料 | 有料 | |
クラブラウンジアクセス | 〇 | 〇 | × | |
プール&ジムアクセス | 無料 | 無料 | 無料 | |
プレスサービス | 5着まで無料 | 有料 | 有料 | |
サービス/朝食 | ヌーヴェル・エポック フランス料理 |
〇 | × | × |
クラブラウンジ | 〇 | 〇 | × | |
山里 日本料理 |
〇 | 〇 | 〇 | |
オーキッド オールデイダイニング |
〇 | 〇 | 〇 | |
ルームサービス | 〇 | 〇 | 〇 |
館内マップ
公式サイトで分かりやすいフロアガイドを見つけました。
一見、28階以上の高層階に客室がある「オークラ プレステージタワー」は「オークラ ヘリテージ」よりも魅力的に映ります。しかし、
- 客室数が多い(368室)
- レストランも多い
- 宴会場も多い
つまり、人が多いです。さらに、客室用エレベーターが41階の宴会場・バー・レストラン利用客と同じなので、日取りや時間帯によってロビーやエレベーターが混みあいます。滞在日の日中、「オークラ プレステージタワー」のロビーは騒がしく、エレベーターでも賑やかな方々と遭遇しました(聞くところによると朝食会場も混雑していたそうです)。
この状況が一過性なのか、今後も続くのか分かりませんが、混雑が緩和されない限りは「オークラ プレステージタワー」に泊まりたくはありません。
客室スペック比較(13種類/全508室)
客室は「オークラ プレステージタワー」の28~40階に368室、「オークラ ヘリテージウイング」の6階~17階に140室、全508室。タイプは次の13種類。さらに同じタイプの中にも、「ビューバス」、「コーナールーム」など様々な間取りがあります。
客室 参考料金(税サ込)* |
広さ ベッド数 |
棟 階数 |
ラウンジ アクセス |
客室数 |
---|---|---|---|---|
プレステージルーム 63,200円 |
47~48㎡ 1or2台 |
プレステージ 28~33 |
× | 156室 |
プレステージルーム アッパーフロア - |
47~48㎡ 1or2台 |
プレステージ 34~36 |
× | 78室 |
プレステージコーナー 67,716円 |
54~56㎡ 1or2台 |
プレステージ 28~36 |
× | 36室 |
クラブルーム 75,616円 |
47~48㎡ 1or2台 |
プレステージ 37~40 |
〇 | 82室 |
クラブコーナー 85,536円 |
56㎡ 2台 |
プレステージ 37~40 |
〇 | 6室 |
クラブスイート 208,790円 |
97~106㎡ 1or2台 |
プレステージ 37~40 |
〇 | 8室 |
ロイヤルスイート ‐ |
201㎡ 2台 |
プレステージ 不明 |
〇 | 1室 |
インペリアルスイート ‐ |
730㎡ 2台 |
プレステージ 不明 |
〇 | 1室 |
ヘリテージルーム 90,288円 |
53~63㎡ 1or2台 |
ヘリテージ 6~17 |
〇 | 115室 |
ヘリテージルーム バルコニー付き 98,188円 |
59~60㎡ 1or2台 |
ヘリテージ 6~9 |
〇 | 18室 |
ヘリテージスイート ‐ |
120㎡ 1or2台 |
ヘリテージ 7~9,15,16 |
〇 | 5室 |
アンバサダースイート ‐ |
137㎡ 2台 |
ヘリテージ 不明 |
〇 | 1室 |
ブレジデンシャルスイート ‐ |
256㎡ 2台 |
ヘリテージ 不明 |
〇 | 1室 |
*2019年9月18日-19日 大人2名の1泊あたりの一般料金を掲載(朝食込/税サ込総額/消費税8%計算/2019年9月1日調査)。料金未掲載の客室は、公式サイトでの販売を確認できず。
料金は、スイートルームを除けば「オークラ ヘリテージウイング」の方が高く設定されています。
客室の紹介レポート
ヘリテージルーム(バルコニー付き)(59㎡~)
アサインされた客室は、予約通り「オークラ ヘリテージウイング」のヘリテージルーム(バルコニー付き)(59~60㎡)のビューバスタイプ。アマン東京を彷彿とさせる淡い木目を基調としたシンプルでジャパネスクテイストのインテリア。プレステージタワーが「洋」ならばヘリテージウイングは「和」を取り入れた落ち着いた空間。
最先端かつユーザビリティが最大限に考慮された設備が搭載されていて、設備とインテリアともに控えめにいって最高。マニアックな推しポイントはハンドシャワーの水勢。都内高級ホテルの中では最強!快適!
- バルコニー付き
- ビューバス
- 床暖房付浴室
- ジェットバス
- スチームサウナ付
- サービスボックス(バトラーBOX)付
- ミニバー無料
客室の様子を動画でご覧ください。
The Okura Tokyo
— 真夜中のベルボーイ (@RichNagoya) September 16, 2019
ヘリテージルーム バルコニー付き(59-60㎡)の動画 pic.twitter.com/l00Kw68TA6
各種共通サービス・備品
ミニバー&玉手箱(ギフトボックス)
客室内に備えられているミニバーのラインナップは、ヘリテージウイング、プレステージタワーともにほぼ同じ。今回滞在したヘリテージルームはミニバーすべて無料。スナック類はありません。
- ミネラルウォーターx2本(サントリー天然水)
- 缶ビールx4本(キリン・アサヒ・サッポロ・サントリー)
- フルーツジュース(ホテルオークラエンタープライズ)
- その他ソフトドリンク(ウーロン茶など)
- 紅茶Tバッグ(ディルマ)
- ネスプレッソコーヒー
ミニバーの下には宿泊客へのプレゼントが入ったギフトボックス(通称:玉手箱)があります。エルメスを彷彿とさせるオレンジの箱の中には、巾着袋、扇子、折り紙、紙風船がありました。ギフトなので自由に持ち帰れます。ヘリテージとプレステージで内容が異なるとのこと。折り紙で作ったくす玉がすごい...!
バスアメニティ・バスルーム備品
シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどのバスアメニティのブランドは、ヘリテージがイギリスの「バンフォード(Bamford)」、プレステージがアメリカの「ミラーハリス(Miller Harris)」です。オークラ別館では、従来の通り、資生堂を用意していることから、3棟がそれぞれ異なるブランドを採用する結果に。
- ヘリテージウイング:バンフォード(Bamford)
- プレステージタワー:ミラーハリス(Miller Harris)
- 別館:資生堂(SHISEIDO)
初めて利用したバンフォード(Bamford)は、パークハイアット東京でも採用している有名コスメの「イソップAesop」と酷似した香りと使用感でビックリ!目隠しして使ったらどちらか分かりません。
ホテル毎に採用しているバスアメニティをまとめた記事はこちら。
この他のバスルーム備品は次の通り。この他必要なアイテムはゲストサービスに依頼すれば貸与・支給も可能です。
歯磨きセット(歯ブラシ+ペースト)、歯磨きジェル、マウスウォッシュ、クシ、カミソリ、シェービングクリーム、アメニティセット(シャンプーハット、髪留めゴム、爪やすり、コットン、綿棒)、バスソルト(レモンの香り)、レディースキット(ソープ、化粧落とし、化粧水、乳液、保湿クリーム、コットン)
パジャマ・バスローブ
寝間着には、2ピースパジャマとバスローブが用意されています。浴衣はなし。
ランドリーサービス・靴磨き
ランドリーサービスのサービスは、水洗い(Laundry)・ドライクリーニング(Dry Cleaning)・プレス(Pressing)3種類。フォームに記入して、衣類を袋に入れサービスボックス(バトラーボックス)に収納してCALLボタンを押すと、スタッフが回収に来てくれます。会話は不要。
料金はホテルのグレードを考慮しても高め。プランは受取希望時刻によって5種類もあり、最も早い特急仕上げ(依頼後4時間戻し)を指定した場合は、普通仕上げの100%増しの料金が請求されます。
- 当日普通仕上げ:12時承り18時返却
- 翌日昼仕上げ:18時承り翌日12時返却
- 翌日夕方仕上げ:0時承り翌日18時返却
- 特急仕上げ:18時承り依頼後4時間以内返却(100%割増料金)
- 早朝仕上げ:0時承り翌日8時返却(100%割増料金)
靴磨きサービスは、返却時刻は特に決まっておらず依頼時に返却希望時刻を相談するスタイル。就寝前に起床時返却でお願いしました。こちらも靴をサービスボックス(バトラーボックス)に入れてCALLボタンを押すと、勝手に回収に来てくれました。料金は無料。
ルームサービス
24時間対応のルームサービス(ルームダイニング)は、リビングルームにあるデスクの引き出しに収納されたメニュー表から料理を選んで、ルームダイニングデスクに電話をして注文します。タブレットや液晶テレビからの注文はできません。
ヘリテージウイングとプレステージタワーでは、メニューの内容が異なります。
クラブラウンジ@プレステージタワー37階
営業時間・サービス・内装など
「オークラ プレステージタワー」の37階には、クラブフロア宿泊者をはじめ限られた人だけがアクセスできるクラブラウンジがあります。チェックイン・チェックアウトや朝食やアフタヌーンミールなど、エクスクルーシブなサービスを提供しています。営業時間は7時~22時。
アクセス可能なおもな宿泊者は次の通り。
- オークラ ヘリテージウィング宿泊者(184室)
- オークラ プレステージタワー クラブルームおよびスイートルーム宿泊者(98室)
対象の客室数は合計250室超。「どれだけ広いクラブラウンジなのか」想像していましたが、実際は対象客室数の半数にも満たないテーブル数であまり広くはありません。スタッフに「これだけのキャパしかないのに満席にならないのですか?」と尋ねたところ「おそらく、お待ちになることはありません。大丈夫ですよ。」と心強いお答えを頂いた矢先、ナイトオードブル(イブニングカクテル)の時間帯に満席になりました(笑)。客室やレストランの稼働状況や天候に左右されますがこのキャパシティでは今後も満席=待たされる確率は高いでしょう。
また、クラブフロアでチェックイン・チェックイン手続きができるのは、「オークラ プレステージタワー」の宿泊客のみ。「オークラ ヘリテージウイング」の宿泊者は不可。
来客を招待する際の条件・追加料金は不明。
1日4回のフードプレゼンテーション
1日4回に分けて、ビュッフェ形式のフードプレゼンテーションが行われます。
- 7時~10時30分:朝食
- 14時~16時30分:アフタヌーンミール
- 17時30分~19時30分:ナイトオードブル(イブニングカクテル)
- 20時~21時30分:ナイトキャップ
シャンパン、ワイン、ビール、カクテル等のその他のアルコール飲料はナイトオードブル(17時30分~19時30分)の時間帯のみの提供です。
お酒好きには中々よいラウンジのようですが、まったく飲まない私にとってはモノ足りない内容でした。
朝食:7:00-10:30
朝食は、洋食を中心としたビュッフェが中心。これに加えて、シェフカウンターでオムレツ等の卵料理とヌードルをその場で作ってくれます。品揃えはベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ、パン、デニッシュ、シリアル、フルーツ、ヨーグルトなど。和食はありません。
「オークラ プレステージタワー」5階にあるオーキッドのビュッフェの方が品揃え豊富ですが、雰囲気は比較的落ち着いているので、朝食をあまり食べない、混雑を避けたい、他のレストランでの朝食を終えた後にフルーツやコーヒーだけをほしい人に向いています。
私はヌーヴェル・エポック(フランス料理)で朝食を食べた後に少しだけ利用しました。フルーツが美味しかった。
アフタヌーンミール:14:00-16:30
14時から始まるアフタヌーンミールは、フィナンシェ、デニッシュ、ドライフルーツ、アーモンド、ナッツなど。ケーキ、ゼリー、フルーツなどのフレッシュなスイーツはありません。やや肩透かしなラインナップでしたが、フィナンシェ、アーモンド、カシューナッツ、ドライフルーツをはじめ、それぞれの質は高く美味しかったです。カシューナッツをはじめ、一部のアイテムは「オークラ プレステージタワー」5階のシェフズガーデンで販売しています。
シェフズガーデンでは、美味しそうなケーキ、チョコレート、もなか、羊かんも販売しているので、クラブラウンジでも用意してくれたら嬉しかったです。
ナイトオードブル:17:30-19:30
ナイトオードブルで提供される料理は、チーズ、フルーツ、ナッツ、バゲットなど、フィンガーフードが中心。ホットミールはほとんどありません。お酒のつまみとしては適しているそうですが、アルコールを一切受け付けない私にはもの足りないラインナップ。
また、当日は宿泊客が殺到して満席、待ちました。対象客室数に対して席数が少なく、当日の客室の稼働率は6割程度にも関わらずこのあり様です。今後も満席になる可能性は高いでしょう。
ナイトキャップ:20:00-21:30
ナイトキャップで提供される品はわずかで、ナッツ類、ドライフルーツ、チョコレートのみの寂しいラインナップ。ナッツ類とドライフルーツはナイトオードブルから提供されているものです。
The Okuraの文字が刻印されたチョコレートは、ピエールマルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)とのコラボ商品。「オークラ プレステージタワー」5階のシェフズガーデンのギフトショップでは5枚セット(内、2枚は別デザイン)で2,000円(税別)で販売されている高級品です。
レストラン・バー・ギフトショップ
レストラン・バー・ギフトショップ一覧
館内(別館除く)には、8つのレストラン・バー・ギフトショップがあり、いずれも滞在期間中はルームチャージ(部屋付け)ができます。
- ヌーヴェル・エポック(フランス料理)@ヘリテージウイング5階
- 山里(日本料理)@ヘリテージウイング4階
- さざんか(鉄板焼)@プレステージタワー41階
- 桃花林(中国料理)@プレステージタワー6階
- オーキッド(オールデイダイニング)@プレステージタワー5階
- オーキッドバー(メインバー)@プレステージタワー5階
- スターライト(バーラウンジ)@プレステージタワー41階
- シェフズガーデン(デリカテッセン)@プレステージタワー5階
詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
この中で、今回の滞在で利用した4軒のレストラン・ギフトショップを紹介します。
- 朝食@ヌーヴェル・エポック(フランス料理)
- ランチ@山里(日本料理)
- 見学@さざんか(鉄板焼)
- お土産@シェフズガーデン(デリカテッセン)
訪問レポート
朝食@ヌーヴェル・エポック(フランス料理)
「オークラ ヘリテージウイング」のロビーフロア5階にあるフランス料理「ヌーヴェル・エポック」で朝食を食べました。客層の悪さ以外は満足。頂いた料理はすべて美味しかったです!
ヌーヴェル・エポックの朝食を利用できるのは「オークラ ヘリテージウイング」の宿泊客のみ(外来客の利用は今後検討予定)かつ予約制なので、比較的落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめます。
当時は、10歳未満の子供利用は禁止。男性はドレスコードとしてジャケット着用が設定されていました。しかし、当日は7組中4組の男性がドレスコード違反をしていたのでスタッフに確認したところ「こちらはジャケットの着用をお願いしているドレスコードですが強制はしていません。ただし、短パンとサンダルのお客様のお断りはしています。」と解釈の難しい(?)回答でしたが、チェックアウト時にフロントに確認したところやはり着用必須。今後はドレスコード違反者の利用は断るとのこと。大事なことなので繰り返します、ジャケット着用必須です。
2019年9月21日追記:ドレスコード等のハウスルールが変更されました。
- 利用は中学生(12歳)以上
- ドレスコードはスマートカジュアルをお願いしております(ショートパンツ、サンダル、男性の袖無しの衣服および着帽でのご来店はご遠慮いただいております)
メニューは、コース料理3種とアラカルト料理から好きなものを選択。今回は、Beau Jardin(ボー・ジャルダン)というジュース、サラダ、メイン、+コーヒーor紅茶のコースを注文。
さすがオークラ、ジュースからメインまですべて美味しかった。お馴染みのオークラ特製フレンチトーストも食べられて満足。リニューアルオープンを機にメープルシロップから契約蜂園の蜂蜜に変更したようだけど、個人的にはメープルシロップの方が好き。蜂蜜だと上品すぎてもの足りない(笑)。
— 真夜中のベルボーイ (@RichNagoya) September 17, 2019
ランチ@山里(日本料理)
「オークラ ヘリテージウイング」の4階(地下1階)にある日本料理「山里」。
世界各地のオークラホテルにも同名のレストランがあり、これまでもオークラ プレステージバンコクとオークラ プレステージ台北で利用しました。オークラ東京ではリニューアルオープンを機に別館から「オークラ ヘリテージウイング」に移転しました。
会席、寿司カウンター、天ぷらカウンター、割烹カウンターを擁し、それぞれで専任のシェフ(職人)が腕を振るいます。別館では「銀座久兵衛」が営業していますが、山里では「銀座かねさか」から職人を借りて営業。「銀座九兵衛」は今後「山里」の寿司カウンターもしくは新館のどこかに移転する可能性もあるものの予定は未定。
今回はランチで利用しました。お寿司カウンターも天ぷらカウンターも満席だったので、会席エリアを予約。テーブルごとにパーテーションで仕切られています。
サービスに関しては、移転オープンのため経験者の方が多く安心感があります。接客・雰囲気ともに良かったです。
鰻御膳(7,000円/税サ別)、天ぷら御膳(5,000円/税サ別)、和牛すき煮御膳(6,800円/税サ別)を注文。
いずれの御膳も(ご飯(米)以外は)美味しかったです。
ご飯は柔らかくてビチャビチャ。主客層である高齢者への配慮かと思いきや、思いのほか、たまたま失敗しただけでした。
天ぷら御膳と和牛すき煮御膳ならご飯を避けても食事が完結できるのでダメージはさほどないものの、鰻御膳はご飯の炊き具合によって主食のうな丼の満足度が大きく左右されるので重要です。シェフ(職人)が炊き上がりのご飯をチェックしないのは意外でした、うちの母親でも確認するのに。高級ホテルはもちろん、ビジネスホテルや大戸屋、なか卯などのファーストフードでも中々起き得ないハズレを引いてしまいました。でも楽しかった。
見学@さざんか(鉄板焼)
「オークラ プレステージタワー」41階(最上階)にある鉄板焼「さざんか」。日本全国のオークラホテルにも同名の鉄板焼レストランを展開しています。
今回はリニューアルオープンを機に、別館から新館の最上階へ移転しました。予約が殺到したことや予約数を制限している都合で9月いっぱいの予約は取れず。しかし幸いにも店内の見学をさせて頂くことができました。
とにかく眺めが素晴らしい。流行りそうです。
個室もあるので、大人数(例:8名)で利用する際は周囲を気にせずゆっくり寛げます。家族、デート、接待、宴会、色々な使い方ができそうです。まず、ランチで利用します。
お土産@シェフズガーデン(デリカテッセン)
「オークラ プレステージタワー」の5階(地上1階)のオールデイダイニング「オーキッド」内にあるデリカテッセンの「シェフズガーデン」は、パン、サラダなどの惣菜類の他、クッキーやチョコレートなどが購入できます。
グループ会社である「株式会社ホテルオークラエンタープライズ」製作のオリジナル品や、ピエールマルコリーニ、虎ノ門 きや、和菓子 塩野、ベッジュマン&バートン、など有名製菓店とのコラボしたお菓子やフレーバーティーがたくさん販売されているので、お土産として重宝できます。
ピエールマルコリーニのチョコレートや、虎ノ門きやのカシューナッツなどはクラブラウンジでの提供しているので、アクセスできる人はクラブラウンジで試食して購入を検討できます。
朝食は最大5つのダイニングから選択可
上の表の通り、滞在している客室によって朝食で利用できるレストランが異なります。
たとえば、ヘリテージウイング宿泊者はルームサービスもあわせて5つのレストラン・サービスから選択できます。ヌーベルエポックと山里は座席数に限があるので予約を推奨します(オーキッドの予約可否は不明)。
他施設・サービス
オークラフィットネス&スパ(屋内プール&ジム)@プレステージタワー27階
オークラフィットネス&スパは、25mx5レーンを有す屋内プール、トレーニングジムを備えたフィットネスジムの他に、リラクゼーションルーム、マッサージルーム(専任マッサージ師が対応)、ジュースや食事が注文できるクラブサロン、ドライサウナ、スチームサウナ、浴室などが完備された、本格的な総合フィットネスクラブ。
宿泊客は滞在期間中は無料で利用できます。
宿泊客の他にもオークラフィットネス&スパの会員も利用できて、今回昼過ぎに訪問した際は運動に励む会員で溢れていて、市民スポーツセンターのような落ち着かない雰囲気でした。積極的に利用したい気持ちにはなれません。
営業時間は、月~土:6時~22時、日:6時~21時30分。高齢会員が多いので20時以降は比較的空いているかもしれません。ウェアや水着のレンタルはすべて有料で1点につき700円(靴下のみ400円)。
また、女性用の水風呂はありません。
The Okura Tokyoを楽しむためのポイント・注意点まとめ
- 「プレステージタワー(客室27~40階)」と「ヘリテージウイング(客室6~17階)」の2棟構成。それぞれの客室設備・インテリアが異なる。設備・サービス比較
- 「ヘリテージウイング(客室6~17階)」の客室の方が高い。客室スペック比較(13種類/全508室)
- 喫煙可能な客室(予約可)、および喫煙室あり
- プレステージタワーは客室数が多く宴会場も同じ棟にある。稼働状況によって共用エリアの混雑が予想される。
- ヘリテージウイング宿泊者は、クラブラウンジアクセス、ミニバー無料、5着までプレス無料などのサービスが付帯。ヘリテージルームの様子
- 朝食は、客室の種類によって選択できるレストラン・サービスが異なる。朝食:宿泊別対象表
- クラブラウンジは対象利用客に対してキャパシティが少ないため、時間帯によって混雑や待機が予想される(今回はナイトオードブルで待機が発生)。クラブラウンジの様子
- ヌーヴェル・エポック(フランス料理)での朝食のドレスコードはスマートカジュアル(ショートパンツ、サンダル、男性の袖無しの衣服および着帽での来店はNG)。12歳(中学生)以上のみ来店可。ヌーヴェル・エポックの内観・朝食の様子
- オークラフィットネス&スパでの、水着&ウェアのレンタル可能(1品700円、靴下は400円)。
- サウナには女性向け水風呂なし。
- 宿泊者は駐車料金無料。
- サービス料10%。