今年5月に、博多駅から徒歩5分、全16室のスモールラグジュアリーホテルウィズザスタイル福岡(With The Style Fukuoka)に4年ぶり2度目の滞在。料金は1泊2日で32,680円(税サ込総額/一休.comの割引適用)。
開放感溢れるプールサイドカフェ&レストラン、緑が生い茂るテラス、屋上のジャグジーなど、都会にいることを忘れてしまうような居心地のよい空間。
レストランやクラブラウンジで提供される料理は、名古屋の老舗料亭「河文」、イタリアンレストラン「ザ・カワブン・ナゴヤ」と同じ会社(株式会社Plan・Do・See)が運営しているだけあって、どれも美味しかったです。ハード・ソフト・料理いずれも満足度の高いおすすめホテル。デートにもおすすめです。
このページでは、自分自身の振り返りを兼ねて「ウィズザスタイル福岡(With The Style Fukuoka)」1泊2日の宿泊記を紹介します。
一部、2016年に撮影した写真も掲載しています。記載情報は宿泊・確認した時点の内容を反映しています。最新の情報は公式サイトを必ずご確認ください。
目次
予約:一休.com(1泊32,680円)
ウィズザスタイル福岡の宿泊予約は、以前は、ホテル公式や一休.comなど、限られた媒体からしかできませんでした。しかし、現在は、確認した限りでもHotels.comやAgodaなど様々な旅行予約サイトから宿泊予約ができるようになりました。
今回は、ポイント11倍キャンペーンを開催していた一休.comから予約。1泊38,000円のプランでしたが、獲得したポイントを即時利用したため支払いは総額32,680円。
最もグレードの低い客室タイプのダブルクイーン(37.3㎡)を予約しましたが、一休.comダイヤモンド会員特典が適用されて、当日の空室状況に応じてワンランク上のコーナーダブルクイーン(44.5㎡)にアップグレードされました。
一休.comダイヤモンド会員特典
一休.comのロイヤリティプログラムの最上位ステータスであるダイヤモンド会員は、一休.comを経由してウィズ ザ スタイル 福岡を前日まで予約すると、下記4つの特典が適用されます。
- ウェルカムギフトプレゼント (1滞在につき1個)
- お部屋のシャンパンハーフボトルをフルボトルへアップグレード (1滞在につき1本)
- 館内のお食事20%OFF (但しルームサービス、一休.comレストラン経由のご予約は除く)
- お部屋の無料アップグレード (チェックイン時の空き状況により)
今回は、ウェルカムギフトとしてルームスプレーを頂きました(上の写真参照)。ウィズザスタイル福岡と全く同じ香りを自宅でも楽しめます。
通常、客室の冷蔵庫に用意されたシャンパン(無料)はハーフボトルですが、ダイヤモンド会員にはフルボトルが用意されます。お酒を飲まない自分には関係のない特典だけど。
館内の食事20%OFFはランチ&ディナーで利用したステーキハウス ミディアムレア、メインダイニング コットン、それぞれ適用されました。
最後に、客室アップグレードは空室状況に応じて最上位のダブルスイート(61.0㎡)を含むすべての部屋にアップグレードされるチャンスがあります。今回は、ダブルクイーン(37.3㎡)を予約して、コーナーダブルクイーン(44.5㎡)へアップグレードされました。
一休.comダイヤモンド会員になるためには、6ヶ月間(4~9月/10~3月)の一休.com利用金額が30万円に到達するなどの条件が必要です。しかし、ダイナースクラブプレミアムカードや、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードに入会すれば、無条件でダイヤモンド会員の資格が与えられます。詳しい方法は以下の記事をお読みください。
客室
全16室の客室の種類は次の5つ。このページでは、今まで滞在したことのあるコーナーダブルクイーン(44.5㎡)とダブルスイート(61.0㎡)の様子を紹介します。
- ダブルクイーン(37.3㎡)
- コーナーダブルクイーン(44.5㎡)
- ツイン(45.4㎡)
- ダブルキング(46.3㎡)
- ダブルスイート(61.0㎡)
公式サイトにも詳しい情報が掲載されています。
コーナーダブルクイーン(44.5㎡)
ダブルクイーン(37.3㎡)を予約していたところ、一休ダイヤモンド会員の特典が適用されてコーナーダブルクイーン(44.5㎡)へアップグレードされました。
L字型の建物の直角の箇所に位置したワンルームタイプの標準客室よりも広いが、窓の正面が側壁のため採光が悪く室内照明の出力も少ないため、室内はかなり暗かったです。以前滞在したダブルスイート(61.0㎡)は窓面積が広くてバスルームには天窓が設置されて明るかったのでここまで違うのかと驚きました。
客室の雰囲気は種類によって大きく異なるようです。
設備に関しては、客室が暗いことの他には特別不便に感じることはありませんでしたが、ベランダが同じフロアの客室と繋がっているので窓の戸締り(防犯)とカーテンの開閉(プライバシーの確保)には注意を払いました。
ダブルスイート(61.0㎡)
2016年に滞在した、最上階(4階)にあるダブルスイートは広さ61.0㎡を誇るウィズザスタイル福岡で最も大きな客室です。スイートルームと聞くとリビングルームとベッドルームが分かれた客室を想像してしまいますが、ウィズザスタイル福岡のダブルスイートは、リビングルームとベッドルームが1つに集約された、いわゆるジュニアスイートタイプです。
コーナーダブルクイーン(44.5㎡) よりも一回り以上広く明るい室内、贅沢な間取りのバスルームには天窓も付いて、窓の外は他の客室と陸続きになっていないプライベートなテラス。コーナーダブルクイーン(44.5㎡)よりもこちらの方が好きですね。
レストラン・クラブラウンジ
ランチ@ステーキハウス ミディアムレア
1階にある鉄板焼レストランの「ミディアムレア」は、南国をイメージしたリゾートらしいインテリア。このクラスのホテルに併設された鉄板焼レストランの中では最も気軽に利用できるカジュアル雰囲気と優しい料金設定です。
空席があったので当日予約で訪問し、ランチメニューの「ハンバーグ100g+牛ステーキ50gセット」(2,100円/別途サービス料10%)を注文。
味良し、雰囲気良し、ホテルのレストランという安心感もあって寛げて、大満足の内容でした。ランチはコスパが高いです。ディナーはセットメニューが5,800円~販売していて、こちらも行ってみたいですね。
一休ダイヤモンド会員はメニュー表の料金から20%割引されます。
ディナー@メインダイニング コットン
ディナーは友人とメインダイニングの「コットン」でイタリアンを食べました。
名古屋で有名なイタリアンレストランのザ・カワブン・ナゴヤと同じ会社(株式会社Plan・Do・See)が運営しているだけあって、さすがというかやはりというか...予想通り美味しかったです。私が名古屋で一番好きなイタリアンはザ・カワブン・ナゴヤですから。
プールを臨むリゾート感溢れる店内のディナータイムは、テーブルにキャンドルを灯して薄暗くムーディーな空間に様変わりします。(料理の写真は暗くて中々上手に撮れません)
公式サイトのメニュー表には掲載されていませんが、当日は、メニューから前菜、パスタ、メイン、デザートの4品を選択できる「プリフィックスコース」を注文しました。料金は忘れましたがリーズナブルだった記憶があります。ザ・カワブン・ナゴヤ同様に、味よし、雰囲気良し、コスパ良しで、様々な用途に使えるレストランだと思いました。
東京にも同社が運営するイタリアンレストラン6th by ORIENTAL HOTELがあるので機会を見つけて行きたいです。
ティータイム&朝食@クラブラウンジ ペントハウス
最上階(4階)の「ペントハウス」は宿泊客専用クラブラウンジとして開放。サービスタイムに合わせたドリンク&食事を無料で提供。朝食は13時まで営業しているので少し遅めに起きてブランチとしての利用もできます。
- ウェルカムサービス(ドリンク&スナック):16時~24時
- 朝食(和洋食オーダーバイキング):7時~13時
全16室の宿泊客を収容できる十分なスペースがあり、朝食の時間帯も極端に混み合う心配はありません。
オーダーバイキング形式の朝食は、福岡のホテル朝食の中では(私の知る限り)断トツの美味しさ。オーダーバイキングのメニューは、明太子などの九州の名産品・食材がふんだんに使われた九州和膳、エッグベネディクト・オムレツなどの卵料理、ハンバーグなどの肉料理、アサイーボール、フレンチトースト、カレーライスなど多岐にわたりますが、これらの料理すべてが食べ放題。今まで食べたことのある料理は、九州和膳、エッグベネディクト、フレンチトースト、ヨーグルト...全部美味しかった!
土鍋ご飯はオーダー後に炊き始めるので30程度待ちます。また、ルームサービスとしての提供も可能。時刻を指定して注文すれば部屋まで届けてくれます(追加料金なし)。
ウィズザスタイル福岡を楽しむためのポイント&注意点まとめ
- チェックイン時刻16時、チェックアウト時刻14時。
- クラブラウンジ「ペントハウス」の開始時刻も16時。
- 朝食は、クラブラウンジ「ペントハウス」の他「ルームサービス」も対応可(追加料金なし)。
- 客室の雰囲気は種類によって結構違った。コーナーダブルクイーン(44.5㎡)は暗い。
- 2階・3階にある客室のテラスは他の客室と繋がっているので窓の戸締りに用心。
- 屋外テラスの「ザ スパジャグジー」は24時間営業/完全予約制。水着レンタル可。
- 客室のミニバーはすべて無料。